伊勢うどん

楽天の期限切れ間近のポイントがあったので,何か買おうかな,と探していたところ、見かけたのが伊勢鳥羽志摩特産横丁の「伊勢うどん」

初めて聞く名前だが,コシがなくモチモチした食感の,独特のうどんらしい。

この伊勢うどんの二食分送料込み580円という手頃なお試しセットがあったので,思い切って買ってみることに。

メール便で配達日指定は不可だったが,4、5日くらいで届いた。

うどんが2袋と,タレのセット。

麺が太めだが,佐世保で普通に販売されているうどんもけっこう太め,さらにコシがないものが多いので,見た感じはちょっと似ているような気もする。

3分ほどゆがく。麺が切れやすいので箸でほぐす必要はなし。湯を切って。器へ。

ゆがいている間に麺が太くなっているのが一目見て分かる。佐世保のうどんでもこのくらいの太さのはさすがにあまりない。

これにつゆ,ではなくタレを注ぐ。しょうゆにしか見えない真っ黒なタレだが,薄める必要はなし。軽く混ぜて,出来上がり。

なんか違和感のある外観だが（＾＾；

二人前を三人で分けたので,実際の一人前よりちょっと少なめです。念のため。

ネギを入れるのが一般的らしいが,それもなかったので,そのまま食べてみる。

もちっとした独特の触感がある。讃岐うどんのようなコシはないが,佐世保の一部のうどんに比べると、太くてモッチリしている分,歯ごたえはある。

タレは独特。たまり醤油ベースにかつおや昆布のだしを効かせたものらしいが,みたらし団子のタレから甘味を抜いたような感じ。讃岐うどんにも生醤油をからめる食べ方があるが,またそれともぜんぜん違う。

讃岐の醤油うどんは切れがあるが,こちらはもっとまったりした感じ。この独特な風味がうどんの熱であたたまり、なんとも食欲をそそる風味を周りに漂わせている。

味はかなり濃い目だが,それほど辛さはないので,食べにくくはない。

削り節と海苔をトッピング。どちらもなかなか相性がいい。特に削り節はかなり相性よし。

一緒に食べた母曰く,醤油味が濃いので「ご飯が欲しくなる」らしいが、僕個人としてはみたらしのような風味が、うどんなんだけどおやつのような印象に感じた。なぜか正反対の感想,どっちの意見がマジョリティなのか（＾＾；

コシのないうどんはうどんと認めない,という人には向かないけど、佐世保みたいなゆるうどん文化圏（？）の人にはけっこう向くかも。

極太やわらかうどん、というと「牧のうどん」の味を思い浮かべる人が多いと思うけど,またそれともちょっと違う食感。それにしょうゆダレをからめる食べ方は佐世保ではちょっとお目にかかれないもので、目新しい。機会があれば（佐世保ではそんな機会ないと思うが,そのうち物産展に登場するかもしれないし）一度食べてみる価値はあり、です。

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