東欧アニメーションの世界ーポーランド・チェコ・クロアチアー

5月末に、久しぶりに福岡へ1泊2日で行ってきた

初日にまず訪れたのがイムズ8階、三菱地所アルティアムで開催されている「東欧アニメーションの世界ーポーランド・チェコ・クロアチアー」

前に同所で「シュヴァンクマイエル展」が開催されたことがあり、その印象が残っていたので行ってみることにした

入場して、最初のブースはクロアチアの作品。

極端にデフォルメされた個性的な可愛らしいキャラクターが多いな。「トリスウイスキー」のアンクルトリスみたいな感じ? 絵コンテの展示とともに、一角では映像作品も放映されている。10分程度の短編が4作ほどローテーションで

ちょうど放映されていたのは「ブーメラン」という作品。絵柄は可愛いが、軍隊が蝶の影に振り回されるという内容はなかなか風刺がきいている。

「エアザッツ」はアカデミー賞短編アニメーション部門で初の海外受賞作品、とのこと。これがまたシュール。おじさんが色とりどりの破片(風船?)を空気入れでふくらませるとビーチパラソルやになり、果ては女の子まで作り出すけど女の子は別の男といちゃついて起こったおじさんに栓を抜かれて元の破片に戻ってしまう、という何言っているのかわからないと思うけど見てきた自分にも良く分からない。

何かの風刺のような気もするけど、それが何かはさっぱりわからない。物質文明への批判とか言っておけばとりあえず大ハズレはしてなさそうで安全そうだ(^^ゞ

チェコの作品は少し大きなシアターで。「クリスマスの夢」。クリスマスプレゼントをもらった女の子は今までお気に入りだった男の子の人形をポイ捨てにして新しいおもちゃに夢中に(ー、ー)コレダカラネオンナトイウイキモノハ

夜になり捨てられた男の子の人形は生命を吹き込まれて、自分を捨てた女の子に復讐を、じゃなかった、ダンスや芸を披露して振り向かせることに成功する、という内容(ー、ー)カナシキオトコノサガ

実写と組み合わせた作りで、アニメというか、特撮のような感じ。1945年の作品だから、70年前か。白黒だけど、この頃からこういう義重が発達してたんだな、と関心

シュヴァンクマイエルは1作のみ。何故か小さなディスプレイで紹介されているが、まあこれを大画面で見たらリバースしそう(^^; 「対話の可能性」という作品のダイジェスト版ですが、らしさ全開です。

一番奥はポーランドのブース。「龍のバルナバ」は教育テレビで放送しても良さそうな昔話をモチーフにした可愛らしいクレイアニメだたけど、「袋」はなんとも不気味。納屋のなかで、何でも飲み込んでしまう赤い袋とそれに対抗する日用品たちのお話。作風は全然違うけど、どちらも監督は同じ「タデウシュ・ヴィルコシュ」氏。なぜ東欧人というのはこれほどまでに滑舌の限界を試すような名前を付けたがるのだろう

映像の展示はなく、絵コンテだけだったが、マレク・スクロベツキ氏の「ダニー・ボーイ」という作品が気になった。首のない世界に迷い込んだただ一人首のある青年の話、ということだったが、絵コンテだけでも十分なインパクト。2010年公開のごく最近の作品で、ユーチューブでも公開されていた。あとで見てみようかな


2015年5月23日(土) − 6月28日(日)
三菱地所アルティアム 10:00 – 20:00
休館日 6月16日(火)
営業時間
福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F

This entry was posted in たび, 美術館 and tagged . Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です