ヘクセンハウス　魔法のりんごのバウムクーヘン

マルシェ・ド・パラディでは「タンテ・アニー」と向かい合わせになったバウムクーヘンの「ヘクセンハウス」だが。

客でごったがえすタンテ・アニー」と比べると、正直不人気ぶりが際立つ。

「隠れた実力派」のお店なんだが、何しろ元の立地が文字通り「隠れた」ような目立たない場所だったからなあ

バウムクーヘンというのもチーズケーキと比べるとちょっと地味だし。

かくいう自分も、バウムクーヘンのうまさに目覚めたのはごく最近。

前から気になっていた「魔法のりんごのバウムクーヘン」（1260円）。

今回はじめて試食してみた。

予想以上にうまいんだ。これが。

りんごの形をしたバウムクーヘン。半分に切ると

丸ごとりんご。

インパクト十分なつくりだ。

試食したので味のほどは十分わかっていたが。

りんごはしっかりと甘みがついていて、とてもうまい。

歯ざわりが残るくらいの硬さで、このくらいだと甘みが中途半端になりがちなのだが、これに関してはまったくそんなことがない。

りんごのおいしさは試食のときに実感済みだったが、これを包むバウムクーヘンも、りんごの風味がほんのりと移り、しっとりとして柔らかい甘みが最高にうまい。、

セラタステのハーブティ「シトラス＆アップル」がよく合います。

これほどうまいのに、知名度が今ひとつというのがなんとももったいない。

今はまだ二大チーズケーキショップと比べると客の入りで見劣りするけど、チーズケーキ目当ての客を引っ張りこめる今回の移転はこのお店にとってはプラスになるのではないかと思う。

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ヘクセンハウス