昨年10月の福岡旅行の際,今まで使っていたデジカメを無くしてしまって約8ヶ月。
その前に使っていたデジカメ「CASIO EXILIM EX-Z600」を引っ張り出して使っていたが、4年前のデジカメで手ブレ補正などもなく,どうも不便。
ハウステンボスに行った帰り道,ちょっと早い時間だったこともありベスト電器佐世保本店に寄り道して、デジカメを購入。
ニコン「COOLPIX (クールピクス) S70 ライトブラウン」
チラシに載っていた商品。なんとか残ってました。
福岡に消えた先代デジカメに引き続いてのニコン製品。やっぱり先代の使い勝手が良かったからなあ
12800円。4年前に買ったEXILIMが29800円,先代が17800円。デフレはまだ続いてます。
レンズが出てこないタイプであることも先代と同じく,でも最も違うのは
裏面がタップパネルディスプレイだけ,ということ。
ニックネームは「iニコン」(違)
ボタンのたぐいは右上のシャッターボタン,それだけ(電源はレンズカバーをスライドしてON/OFFにする仕組み。あとはすべてタッチパネルで操作。しかもこのディスプレイは有機EL、色がくっきり、見栄えがものすごくいい。
2009年9月の発売だから、移り変わりの早いデジカメの世界ではそれなりに古い商品(既に生産は終了になっている)、発売当初は4万円近くが実勢価格だったらしい。
1年持たずに3分の1ということで,すごい価格の下落っぷりだが(^^;
使ってみると,まあそれも分からんでもないかな,というところが。
1200万画素、5倍ズーム,手ブレ補正とスペックはかなりいい試しに何枚かとってみたが,失敗はあまりなく,いい感じの写真が取れる。手ブレ補正なんかは相当進化しているな,という印象。動画の画質もかなりアップしている。
ただ問題は,タッチパネルの使用感。
ちょっと触っただけで反応するので,誤作動がかなり多い。
画面の周辺部にアイコンが出てきくるのだが,少々多すぎて鬱陶しい。左下のINFOボタンを押すと必要最小限のボタンのみになるが,その時もふくめて常に表示されている左上の撮影モードボタン,その下の再生ボタン,それと右下のHOMEボタン,端っこにあるので邪魔にならなそうに見えるが,使ってみるとこの場所が意外と「つい触ってしまい」やすいのだ。
特にこのカメラはレンズがせり出さない,気をつけないと「指がレンズにかかりやすい」仕組みであることが,さらにタッチパネルに触れやすい一因となっている。構えるときの指の位置どりがかなり難しい。持ち方そのものを考える必要があるな,ということで
こんな持ち方考えてみたが。これだとレンズに指もかからず,パネルに間違って触れることもない。片手でも安定しているし,開いた方の手でタッチもしやすい。
これいいかも,と思ったが,外でこの持ち方していると単に痛い人と思われそうな気がする。そしてもうひとつ,。
長い時間この構え方していると、手首が痛くなる。
腱鞘炎になったら困るので,この構え方は非推奨の方向で。
タッチパネルについてに話を戻すと,画面を触ることでピンと合わせてシャッターを押す機能もついているが,この精度もちょこっと甘い。おしたところがずれてしまうことがままあった。
シャッターといえば写真とって,撮影モードに復帰するまでの時間がかかるのも気に掛かる。ただ,現在のところ昔のデジカメから流用のSDカードを使っているので、SDHCカードだと処理時間に変化がある可能性も。
面白いんだけど、作りが甘いなあ,という印象。まあ決して致命的な欠点ではないので,普段使いに特に問題はないんだけど。。逆に言えば「1万円ちょっとだから許せる」デジカメなんだよな。厳しい言い方すると。
今後この路線で展開するとすれば,タッチパネル周りの使い勝手を向上させないと厳しいだろうな。アイコンの表示・非表示,表示場所のカスタマイズなんかはできないと厳しいかと。あとドラッグによる操作が撮影時にも使えるたら便利ではないか,と思う。再生時には使えるだけにね。
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