「佐世保バーガー」という言葉もない頃。
僕が一番慣れ親しんでいたバーガーはたぶん「らりるれろ」。
ハンバーガーといえばヒカリでもログキットでもなく、まずらりるれろ、という佐世保の人間は多いはず。それはそうだろう。
ヒカリもログキットも、中心からは少し外れているところにある小さな店。住まいや職場が近所だとか、通勤通学の途中にない限り、佐世保に住んでいても縁のない存在。「佐世保バーガー」という言葉が浸透したのはごく最近のことだ。
その点、数年前まで佐世保を中心にチェーン展開していた「らりるれろ」は多くの多くの佐世保人にとってなじみ深い存在。競輪場の近く、市役所のそば、大学の先、マックやロッテリアより、らりるれろの方が多いくらい。
(自慢じゃないが僕は、中学の頃まで「らりるれろ」は全国どこに行ってもあるものだと思っていた)
あの栄華も今は昔。数年前業績不振?で大半の店が閉店となり、今では市内には「トンネル横町」で有名な戸尾商店街近くの一軒を残すのみに(厳密には西海橋の近くにもう一見あるらしいが)。
普段は愛想の悪そうなおっちゃん(失礼)が切り盛りしていているのだが、開店直後だったためか、この日はけっこう綺麗なお姉さんが店番していた。普通のハンバーガー(単品262円)にドリンクとポテトの付いたAセット(472円)を注文。
もともと小さくて雑然とした店だったが、いつの間にかさらに狭苦しくなっていた。スロットマシンや18禁のゲーム台がなんだか哀愁を誘う。あのおっちゃん、阪神ファンだったのか、阪神応援グッズが壁際を占領していた。店の宣伝ポスターも、黄色と黒の縞模様。巨人ファンは注意が必要。
まだ昼前だったので、5,6分でバーガーがきた。先日食べたミサロッソのミサバーガーに比べると、こころもち小さい。
佐世保バーガー=でかい、と思って注文すると、拍子抜けするかも。というか、ログキットが特別なだけだ。多くの店の、一番シンプルなバーガーはマックやロッテリアと比べて格段に大きいわけではない。量を重視するならベーコンエッグバーガーなどがいいだろう。
個人的な意見だが、佐世保バーガーの一番のウリは新鮮な野菜だと思っている。ここのバーガーはレタスの分量が多め、シャキシャキ感が瑞々しい。
タマネギは生っぽい。あとで辛さが口に残る。これなんだよな、らりるれろの味は。ちょっと懐かしさを感じた。この辺りの好みは人それぞれだろうか。
食べ過ぎても、と思ってAセットにしたが、100円プラスしてBセットにした方がよかった。これについてくる骨なしチキンの唐揚げも、かりっとして美味い。
らりるれろ
佐世保市下京町11-8
11:00~24:00
定休日 第1,3火曜
はじめまして。東京在住の佐世保人です。
佐世保の情報を、楽しく、懐かしく見ております。
私も子供の頃は、らりるれろっ子でした。
(らりるれろは全国にあると思ってましたよ…)
佐世保は、新しいお店がたくさんできましたね。
帰省した時は、
「ならでわ(でしたっけ?)」や「ライフ佐世保」を
見るのが毎回楽しみです。
佐世保のハンバーガーも食べに行きましたが、
ログキットのハンバーガーの大きさにビックリ!
ヒカリの待ち時間にビックリ!
佐世保駅でもハンバーガーが売っていて、またビックリ! …
昔のらりるれろやヒカリしか知らない私は
「これが噂の佐世保バーガーだっ」と観光客気分でした。
佐世保のハンバーガーは、安いし、美味しいと
東京でつくづく思います。
あぁ、佐世保で食べ歩きしたいなぁ(>_<)
これからも、ローカルな情報を楽しみにしてます〜
どうもはじめまして。
やっぱぼくだけじゃなかったんですね。らりを全国チェーンと勘違いしてた人。
バーガーショップもホント増えました。これは!という店から・・・・な店まで、玉石混淆ですが、食べ比べるのもけっこう楽しみだったりします。
ならでわは僕も愛読書(笑)佐世保の食べ歩きには欠かせません。ホームページ紹介しときますね→http://www.naradewa.com/
佐世保から、離れて、今は博多に、すんで18ねんです。らりるれろは、定番で、相浦や、ひずくしの、らりるれろは、いつも、ベーコンサンドを、頼んでました。相浦は、年配の、オバサンが、英語が、堪能だと、有名だったなあ。今じゃ、はやんなかった店が、はやってるし、らりちゃんは、今でも、一番老舗ですよ。忘れませんよ。