大阪桐蔭はやはり強かった・・・・
辻内投手ばかりに目がいってたけど、昨日はもう一人の怪物、平田君が怒濤の三発。
「KKのPL以上」などという言葉を新聞で見て「マスコミは大袈裟だから・・・・」と苦笑いしてたけど、この言葉もあながち嘘じゃなさそう。今日は目立たなかった辻内投手もしっかり13奪三振だし。
「さらっと優勝旗を持って行きそう」と大胆に(笑)予想した日大三の方は、山口・宇部商を相手に、さらっと甲子園を去っていきました(苦笑)
いや、全然「さらっと」じゃないですね。逆転、さらに再逆転。こうしてみると、いかにも宇部商らしい試合展開。
宇部商と言えば思い出すのが1988年の選抜3回戦、対中京戦。この年の僕は宇部商の木村真樹投手を応援していたんだけど、相手の木村龍治(後に巨人)投手が素晴らしかった。W木村の投げ合いで、0-0の緊迫した投手戦。8回裏、中京がついに1点勝ち越し。
中京木村はこの時までランナー一人も出さず、完全試合ペース。9回表。1アウト、大記録まであと二人。宇部商は執念の初ヒット。完全試合の夢が露と消え、そして犠打で2死となったあと。
奇跡の逆転ツーラン。
天国から地獄へ。宇部商を応援してた僕でさえ喜ぶより唖然としたまさかの展開。甲子園の残酷さを知らしめた一戦でした。