愛地球博からの贈り物？

　毎年恒例のヒット商品番付、今年の東の横綱は

　『愛知万博』

　に決まったらしい。

　う～ん。

　来場者は予想を上回ったそうだし、前評判に比べたら大健闘だろうけど、『横綱』と言われると、どんなもんなんだろう。

　このピンとこなさ、理由の一つは、九州のはしっこ在住という地域事情もあるんだろうけど。

　ただ、僕が生れる前に開催された1970年の大阪万博は、(人の話を聞く限りでは)地域事情に関わりなく『一度は行ってみたい』と思わせるような引力があったみたいだし。時代性はあるにせよ、今回の万博、休みをやりくりしても行きたい、と思うことはまったくなかった。僕の周りで話題に上ったこともほとんどない。

　電通の同種の調査では愛知万博は６位(１位は携帯型デジタルオーディオプレイヤー )。そのくらいが妥当な感じが。

　その程度の認識のうちに終わってしまった愛知万博だけど、九州のはしっこでは、来年になってからその一端を体験することができるようで。

　人気パビリオンだった『三菱未来館＠earth』がハウステンボスに無償で提供され、来年７月にオープンするのだとか。

　『もしも月がなかったら』をテーマにした映像ソフトがメイン。この施設は新聞か雑誌で見た覚えがある。地球環境がテーマということで、ハウステンボスのメインテーマとも違和感なく融合しそう。

　ニュースタッドの『ノアの劇場』を改築して再現することになるらしい。そういえば『ノアの劇場』のメインテーマも自然環境だった。

　ただ「集客効果」に関してはどうなのかなあ。４０万人の来場者を見込んでいる、ということだけど。オープン当初はともかく、シアター施設はそれほどリピーターが見込めるものではないし。効果は限定的なのではないか、と言う感じも。

　まあネガティブなこと言ってもしょうがないし、久々の新アミューズメント。愛知万博関連のブログを見る限り、評判は上々のようですし、期待して来年７月を待ちましょう。

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2006/08　行ってきました
　　2006/08/25　ＩＦＸシアター　Ｋｉｒａｒａ