「新選組!!」と「古畑スペシャル第1話」。両方ビデオ録画したけど、案の定、というべきか、古畑の方は失敗。年に一度くらいしか使わないから、どうしてもミスが出るんだよなあ。再放送に期待(やれやれ)
「新選組!!」の方はなんとか成功。ただし20年もののビデオデッキで録画したため、映り具合は今ひとつ。ちゃんと見られただけよしとしますか。
で、昨夜から「古畑スペシャル第2話」(イチロー)、「新選組!!」(ビデオ録画)、そして偶然放送されていた「新日本プロレス東京ドームスペシャル」と、朝の5時までテレビ三昧。正直しんどい。
一年ぶりの「新選組」。懐かしいなあ。土方歳三最期の一日ということで、時折回想シーンを挟むという構成は予想通り。
驚いたのは、試衛館の沖田、山南、井上、藤堂、永倉、原田といった面々勢揃いのシーンが新しく撮影されていたこと。本編の流用と思っていたので、なにげに嬉しかった。1年の歳月で土方の中で山南の存在が大きなものになっているのも印象的。
出るかどうか心配だった斉藤一(オダギリジョー)もちゃんと出てましたね。斉藤が会津に残るのもそういう解釈ですか。ここでは土方が斉藤に「託す」んだな。
90分程度の放送時間ということで、短すぎるんじゃないかという懸念もあったけど、その分引き締まった内容で満足。
榎本武揚(片岡愛之助)、大鳥圭介(吹越満)との緊迫した会話劇から、流山以降の土方の戦いを「死に場所を探している」戦いとする固定観念(燃えよ剣の影響?)を覆してしまう構成のダイナミックさ。この論理のアクロバットこそが、三谷幸喜の面目躍如、といった感じ。
その時間の短さ故に、隊士の活躍(特に初登場組)が目立たなかったのはちょっと残念だけど、ここを見せようと思ったら、古畑みたいに3夜連続にでもしないと無理だったろうなあ。個人的にはそれもOKだけど。
短い時間の中でも、市村鉄之助の眼差しの真摯さ、旗持ち尾関雅次郎の実直さ、そして島田魁の意外と成長してなさ(笑)は心温まりました。
銃弾を受け仰臥した土方の瞼に浮かぶ近藤勇。本編の斬首シーンからの流用?でしょうか。オーバーラップする二人の顔を見ていると、もうこれで本当に終わり、という一抹の寂しさが。2年にわたり楽しませてもらいました。
気になる視聴率ですが、残念ながら思ったほど伸びなかった、とのこと。
三谷幸喜ドラマはフジ古畑に軍配
2006/1/4 日刊スポーツ
古畑スペシャル(1話)21.5%に対し、「新選組!!」は9.8%。12%くらいは行くと思ったけどなあ。やはり古畑は強かった・・・・
特別ドラマ『新選組!!』視聴率データ見参!
ファンの熱いエールに応えて制作されたスペシャルドラマ『新選組!! 土方歳三 最期の一日』(2006年1月3日21時からNHK総合系列にて放送)の視聴率が判明しました。視聴率は9.8パーセント。更なる続編が期待されます♪
もし、今後も続編が制作されるのならば、次は「!」が3本になるのでしょうね(失笑)。3本と言えば、忍者さんの頭髪も……(オバQかいっ!?)♪…