数日前、長崎SNSの佐世保コミュニティでちょっと話題になったお店「エレーナ」
いちおう言っておくが、佐世保にたくさんあるスーパー「エレナ」とはなんの関係もない。
関係があるのは「エリー・キッチン」という伝説のお店。
下京町、大阪屋ラーメンの並びにあった「エリー・キッチン」は昭和30年代から開いていたというメキシコ料理専門店。一説では「日本で初めてタコスを作ったお店」なんて言われていたことも。
初めてかどうかはともかく、今のようなグルメ全盛の時代でもない、高度成長期以前からこの九州の片隅でタコスを供する店があったのは特筆に値すべきことだろう。
残念ながらこの「エリー・キッチン」数年前に店を閉じてしまったのだが、この店のメインシェフが新たに開いたというのが「エレーナ」
場所は宮崎町の佐世保郵便局の少し先、ビルの2階。
ビルはあんまり新しくもなさそうな雑居ビルだが、店内は小さいけどけっこう明るい雰囲気。
メキシカンプレート(1280円)を注文。
まずスープが。そんなメキシコっぽくない(笑)
しばし待って、真打ち登場。
左にライス(リゾット)、右にスープ、真ん中にタコス。メキシコらしさ横溢の一皿。
まずはタコス、歯触りよく、トウモロコシの風味がふわっと広がる。具は挽肉と野菜。辛さは一緒に来るスパイスで調節。緑のスパイスは辛いとなにかで聞いたことがあったので、赤の方を控えめにつけて頂いた。
スープは豆がたっぷり。これもそんなに辛くない。リゾットはちょっとピリ辛だが、それ以上に肉の旨味が行き渡っていて、味わい深い美味しさ。ごはんがべとつかず、スープと混じってもさらっとしているのが高ポイント。
と、リゾットとタコスのあいなかに、もう一品隠れているのを発見。
ちょっと地味なので気がつかなかったが、春巻きみたいな感じ。
フォークとナイフはこれに使うのか。食べてみると。
これが旨いのなんのって。
もちっとした食感、どうやらチーズが入っているらしい。他の具材がよく分からないが、肉や野菜などいろいろは言っているような。曖昧で申し訳ないが、なんやらかんやらが渾然一体となった美味しさ(説明になってない)
あとでSNSで教えてもらったところ(「ながさきのした」のねじさん情報ありがとうございます)「エンチラーダ」ではないかと。どうやらそのようです。これ単品でもう一皿欲しいくらいだった(お腹がもたないけど)
激辛、というわけではないけど(2種類のスパイスが付くのでそれで調節できる)いい具合に香辛料がきいているので、冷え込みの厳しくなる今からの季節にはもってこい。店を出る時には体がほかほかになりました。
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タコスの店 エレーナ
佐世保市宮崎町4-7 2F
営業時間 11:30~22:00
定休日 火曜
わたしが行った時は、
サービスですとサラダが付いてきました。
スープはなかったですよ。
この店の料理、おいしいですよね。
最初のスープはサービスだったんでしょうか。冬場はサラダよりスープの方が有り難いですね。
この系統の料理はそんな好きじゃない、と思っていたのですが、ここのはかなり口に合いました。また行きたいです。