西海楽園閉鎖

まったく知らなかったのだが

西海市にあるテーマパーク？「西海楽園」とすぐそばの「七つ釜観光ホテル」が18日をもって閉鎖になったらしい。

「パソ親父の「長崎さるく」珍道中 ＆ 長崎情報」さんのブログをみてはじめて知った。（さよなら！西海楽園）。国指定天然記念物の「七つ釜鍾乳洞」のみ営業継続とのこと。

1989年のオープン、その数年後くらいに1度だけ行った記憶が。

当時はよくテレビでＣＭ（たぶん長崎ローカルでしょうね）を打っていたので、名前だけはよく聞いていたのだけど。

ちょっと大き目の公園のようなものかと思ったら、意外と大規模だったのでびっくり。まあ大規模といっても後にオープンするハウステンボスのような統一感のあるものではなく、山間の広大な敷地の中に五百羅漢に40メートルの大仏像、レジャーランドに化石の森といった施設が点在している、その様は1989年という時代を髣髴させるまさしく「バブルの化石の森」といったかんじ。

モチーフが宗教な割にノー天気に明るくて、期待度がほとんどゼロだったこともあるけど、意外と楽しめた記憶が。

まあ、そうはいってもこの立地、このバブリーな内容でやっていくのはさすがに厳しかったようで。というより、よくいままで持ったな、というべきかも。てっきりどこぞの宗教団体の作った施設だと思っていたけど、地元の会社社長さんが「天の啓示を受けて」作っちゃったものらしい。そんな時代が日本にもありました（＾＾；

あのなに考えているのか、それとも何にも考えてないのかといわんばかりのノー天気さと明るさ、バブルって決して悪い時代じゃなかったんでしょうね。それでもああいうマネはしないということが大人としての良識なんでしょうけど。サブプライムなどこぞの国といい、あの大観音は人の悲しい性を象徴しているのかも

長年の赤字で18日から休業　七つ釜観光ホテル、西海楽園
2007/09/15　長崎新聞

西海楽園のある西海市、2年前ＣＡＳビレッジが潰れたばかりなのに（どこ行ったマネーの虎）また60人の失業者というのはちょっと厳しいですね。佐世保以上に「はしっこ」なだけに、振興の難しさを感じさせます

どうでもいいけどネットで検索していると24日にここで「OZアカデミー」（尾崎魔弓率いる女子プロレス団体）の興行があるみたいなんですけど、大丈夫なんでしょうか。閉園したテーマパーク、40メートルの大観音の見守る中で女子プロレス、かなりシュールですが。

出場予定選手はなかなか豪華なんですが（ややオールドネームだけど、というか、若手が育ってないからね～女子プロって）、最後くらい派手に賑わってくれるといいですねー（ー。ー）

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