もうすぐ閉店　おかざきの割子そば

本島町の老舗レストラン「おかざき」もついに今月いっぱいで閉店。

最後に、一度行ってみることにした。

オープンしてすぐのかなり早い時間だったが、客はそこそこ入っている。

いつ入ってもそんなに客が少ないイメージはないのだが、それでもやはり売り上げ的には厳しかったのだろうか。

まあ、従業員数も結構多いから、そこそこ程度の売り上げでは厳しいのかもしれん。

最後のランチは「割子そば」（750円）

おかざきはもともと、そばが美味い、という評判だったので。でもここでおそばを食べるのは実は初めてだったりする。最初で最後

割子そば登場

とろろに海老天、玉子の3種類。

そばつゆをかけていただく。

おそばってあんまり食べなれないので、どのくらいかけたらちょうどいいかよくわからず、ちょっと苦労。

まずはとろろそば。実はとろろ苦手なんだけど、おそばにそばつゆと合わさると意外といけるな。

半熟の玉子も美味しいが、やっぱり一番美味しいのは海老天。結構大きめで、単体でも食べ応えあり。

そばの味もこれが一番よくわかるな。なかなか香りがよくて美味い。歯ざわりも適度で、そんなにそばの味についてわかるほうではないが、結構美味いと思う。

蕎麦湯も用意されているので、残ったそばつゆと混ぜていただいた。つゆのかつおの風味が濃厚に漂って、結構美味かった。

昔食べたトルコライスやとんかつそばなんかもまだメニューにある。和風のカツカレーなんかもちょっと気になったが。結構何でもありなメニュー構成だ。

価格的には思ったほど高くもないのだが、最近では総花的なメニュー構成のファミレスが落ち込み激しいと聞く。あまりにバラエティのとんだメニューにしたのが、老舗のイメージを守る上ではむしろマイナスだったのかもしれない。

ちなみにレストランおかざきと併設で料亭「岡崎」もあるのだが（というか、こちらがあくまでメインか）料亭の方も閉めてしまうのかは、ちょっとわからなかった。

まあ料亭の方は営業継続としてもどのみち縁がないお店だが、105年この地に根付いていたお店が完全になくなるのはちょっとさびしい気がする。

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和風れすとらんおかざき