送信者 2013/06/11 ハウステンボス |
パレスハウステンボス、アジサイはあんまりなかったが
美術館では「大・富士山展」が開催中
浮世絵メインの美術展はハウステンボスでは珍しいか。あじさいロード散策の後、行ってみた。
1階では浮世絵の他、テラウチマサト氏の富士山の写真、現代美術家ピーター・A・マックミラン氏の富士山をモチーフにしたアート作品が展示。
テラウチ氏の作品は富士山の作品を和紙にプリントしたもの。掛け軸のような、水墨画のような雰囲気で静かに力強く表現された富士山の存在感が印象的
マックミラン氏の作品、「新・富嶽三十六景」の富士ハイウェーは見たことあるような気が。富士山がコカコーラのボトルになってたり、なかなかユニークな作品群
星条旗の星が1個だけ富士山になってたり。そういや「51番目の州」なんて言われることもあるな(^^;
浮世絵は歌川広重の名所江戸百景「水道橋駿河台」の大胆な構図に魅了された。鯉のぼりの躍動感。「駿河町」の構図もなんというか、不思議な感じ。高層ビルの立ち並ぶ現代では想像できな風景が江戸時代にはあったんだろうな
今回の目玉はデジタル化して拡大された葛飾北斎「冨嶽三十六景」をメインとした名作浮世絵の作品群。
展示は2階。
2階に限り、写真撮影もOKになっていた。
浮世絵、比較的小さな(一般的にはだいたいA4くらいの大きさらしい)サイズだけど、壁一面に大きく拡大してみると、これが予想以上に面白い。
いつもなら点のようにしか見えない人の姿が意外といきいきと描かれていたり、着物の絵柄まで驚くほど巧緻。
大きいことはいいことだ(^。^) これだけ拡大しても緻密さが損なわれないことには畏敬の念すら覚える
そんなに興味なかった浮世絵だけど、今回は大当たり。アジサイだけ見てこれを見ずに帰るのはもったいない。是非オススメの展覧会です。