ちょっとブログネタが切れてしまったので(^^; ちょっと前のニュースから
佐世保市の日宇町の国道沿いにイノシシ2匹が現れて、市職員が1匹を捕獲後(もう1匹には逃げられた)ナイフで処分(おそらく住民の見ている中で)、この措置に対して抗議電話があった、とのこと。
ちなみに日宇町は四ヶ町・佐世保駅といった中心地とジャスコシティ大塔・コーナンなど郊外大型店の多い大塔町のちょうど中間。民家や中小規模の商業施設も多く、交通量も多い場所。
個人的にはイノシシの処分云々より、こんな人の多い場所にまでイノシシが出現したことにびっくりした(苦笑)
僕はまだ野生のイノシシは見たことないけど(あまり見たくないけど)、山の多い佐世保は、イノシシの話は結構多かったり。山道を車で走っていたら対向車線をイノシシの親子が疾走して行ったとか(ホントか)
ちなみに僕の家は某山の登り口辺りにあるのですが、父が家よりもう少し登ったところにある休耕地を借りて、細々と家庭菜園をやっています。当然イノシシの害はしょっちゅう。父など趣味でやっているだけだからまだいいけど、近所の農家の人たちにとっては生活問題。対策に頭を悩ませている模様。
今のところ人に危害は出ていないけど、畑のイノシシがもうちょっと下ってきたらうちの近所でコンニチワする可能性は充分あるわけで(日宇町の国道より明らかに可能性は高い)今度の一件は人事ではない。
ちょっと前の記事のようですが、佐世保の猪害についてのルポがありましたので、張っておきます
(猪害防げ! イノシシ被害深刻…長崎県 : ルポルタージュ : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) )
農作物の被害だけでなく土砂災害まで引き起こす恐れがあるとなると話は深刻。ただ「山に返せば」済む問題でもなさそう。
まあ「イノシシの住処を奪っているのが人間」というのはその通りだし、これ以上山切り開いてどうするの(この不景気で市街地や国道沿いですら土地が余ってるのに)という気もするけど、だからといって処分するなというのはちょっとね。
今のように開発が進む以前、共存ができていた時代にしても、殺したり殺されたり、ぼたん鍋にしたり、されたり(それはない)といったことはおそらくあったわけだろうし。
正月早々屠殺現場見せられるのも明らかに嬉しくはないけど、かといって放置はできないし、まあ仕方がないんじゃないか、という気もしますが。
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