パレスハウステンボスでは、「英国ドールハウス展」が開催中。
1/12サイズで建物を再現したミニチュアアート。
17世紀のオランダ・ドイツが発祥らしいが、英国で盛ん、多くのコレクターや作家がいるそうだ。
今回の展覧会も英国のものが多い。
おもちゃのような感じだが、これがなかなか興味深い。
1階はイギリスの各時代ごとの邸宅を再現されたものがメイン。チューダー様式、とかヴィクトリア様式とか、イギリスのミステリーを見ていると建築の特徴をあらわすそういう言葉が良く出てくるが、そういった時代ごとの様式の変化が良く分かる。
音楽をモチーフにしたドールハウスも多い。こちらは屋外空間をモチーフにしたものも多く、ドールハウスというよりジオラマのような感じものも多い。手作りの楽器で音を奏でている原始人のドールハウスなんてものも。なんかイマジネーションかきたてられます
写真撮影は基本的に禁止だが、2階にある1作品のみ撮影可能。
一作品のみ、とはいえ、やたらとでかい。
お部屋のの中までしっかりと撮らせてもらいました
2階はお店を題材にしたドールハウス、ドールハウスの王道ともいうべき一戸建てのドールハウスなど。
階が上がるにつれて床面積が広がっていく、頭でっかちな建物なんかも。当時は一回の床面積で納税額が決まっていたので、その対策のため、とか。京都の町屋がうなぎの寝床型なのも税金対策、という話を聞いたことがあるけど、頭でっかちな家はちょっと怖いなあ(^^;
構造的にはしっかりしているらしいんだけど、まあ、見た目にも安定感があったほうがいいです
アメリカのカントリー調のおうちのカントリーハウスなんかも。そろそろ家を買おうか、なんて思っているひとがこういうの見たらたまらなくなるんじゃないかなあ。個人的には持ち家なんて程遠い境遇なので、御伽噺の世界でも見るかのごとく客観的に楽しみました(^^;カナシイネエ
バラは5月下旬からだけど、前庭のローズガーデンはすでになかなかの咲きっぷり。
今回はローズガーデンの向かい側も(昔植込みで迷路風になっていたところ)も「白いバラの庭」になるとか。現在はまだ整備中。
今度行ったときが楽しみです。
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営業時間 9:00~17:00
定休日 不定
開館時間 9:00~17:00(最終入館)
料金 500円(通常料金・ハウステンボス入場料別途)