ハウステンボス美術館、5月22日より、シュルレアリスム展が開催されている。
宮崎県立美術館のコレクションの巡回展らしい
入って真っ先にはデ・キリコの作品が。
前に北九州美術館で開催された「デ・キリコ展」で見た作品と同じと思ったが、家に帰って調べてみたら微妙に違った。「街角の神秘と憂鬱」に似た白昼夢的な作品。
続いてクレー。1作品のみ、コラージュだった。割合落ち着いた感じ
デルヴォーの作品も多かった。小品ばかりだが、官能的な雰囲気は色濃い。
2階に上がると、パンフレットを飾るマグリットの「現実の感覚」がお出迎え。
空にふんわりと浮かぶ無骨な巨岩。下はのどかな田園風景、岩の上にはなぜか三日月。
マグリットはもう一作「白紙委任状」も印象的
林の中を横切る馬上の貴婦人。なんか違和感があるな、と思ったら・・・・
なんとも人を食った作品です(^^;
館内には子供向けのシュルレアリスムについての解説書がおいてあるんだけど、読んでみるとなかなか分かりやすく、僕のような美術初心者にとっては理解の一助になって助かります。
どうやら宮崎県立美術館から持ってきたもののようですが、こういった工夫はいいですね。
3階ギャラリーでは「流郷由紀子の薔薇世界展」が開催。
バラ祭りにあわせたような、バラをモチーフにした絵画が中心だが
有田で作陶したという染付けの器がいい感じ。
白磁に青一色の薔薇の意匠、というのもなんだか落ち着いていいものです。販売もしてあったようだけど、さすがにいいお値段(^^;
パレスハウステンボス、スパーケンブルグが縮小したこともあり、館内にカフェができたら便利なのになあ、なんて思ったりしていたのだが、
今回行って見たら、カフェどころか、1階出口にあった売店すらなくなっていた(--;
流郷さんの作品が(おそらく販売もかねて)展示してあったが、シュルレアリスム展に関しては、図録はおろか、絵葉書すら見当たらず。
いくら店舗の統廃合があるとはいえ、ここがなくなるとはちょっと意外。まったく売れてない風でもなかったけど・・・・
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営業時間 9:00~17:00
定休日 不定
開館時間 9:00~17:00(最終入館)
料金 一般500円 年間パスカード会員200円(5年以上継続会員無料)
開催期間 2009/05/16~6/14
料金 一般300円 年間パスカード会員無料
バラの素敵な美術館 -安曇野豊科近代美術館-
安曇野豊科近代美術館バラの名所として地元では知られています。毎年5月の下旬から6月の上旬にかけては、約3万3000平方メートルの敷地に約500種・800本のバラが咲き誇り、とても素敵な世界となります。彫刻家でバラを好んだ故・高田博厚氏(1900〜1987)の作品をに常設展示していることと、中世修道院風の建物にバラが似合うということもあって、バラを植え始めたそうです。白亜の壁に真っ赤なバラが素敵!こ…
美術館にショップが無いなんて。。。
経営者は美術館にも行ったことが、無いんでしょうか。
人が足りなければ入り口で販売するとか(普通はこのパターンですね)
もう、後先考えずに閉鎖しているとしか思えません。
きっとこれでまたいくらコストが減ったと喜んでいる人がいるんでしょうね(-_-;)
正直ありえないですよね。ミュージアムショップなしの美術館なんて・・・・ 縮小させても存続させておいてほしかったです