松僖軒の南蛮あごめし

旅行に行ったわけでもないのに駅弁（＾＾；

母が佐世保駅方面に用事があったので、帰りに買ってきたもの。

松僖軒の「南蛮あごめし」

あごとはとびうおのこと。長崎北部では食材となったり、だしとして使ったり、庶民的かつポピュラーなお魚。

小ぶりなあごの一夜干しが3切れ。あごの魚卵がまぶされている。見た目的にもちょっと面白いな。

あごはちょっと塩辛めで、ご飯よりお酒がほしくなりそうな味わい。卵は味に癖がなく、プチプチしてなかなかうまい。小ぶりなので魚卵が苦手な人でも食べやすそうな味だ。

ご飯は炊き込みご飯。これまたあごだし仕立てらしい。しっかりした味付けで、これまたいける。右上に鎮座する浅蜊の佃煮も味がしみこんでご飯とよくあう。

同じ松僖軒の駅弁でもレモンステーキ弁当やかきめしに比べるとちょっと地味だけど、味の完成度はまったく負けてない感じ。

地域に根ざした味わいという意味では、この弁当が一番佐世保らしいかも。

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