昨日に続き、ハウステンボスワールドカップより
自分が見ているところとは別のところで、誰かの解説つきで庭を巡っている一団がいた
ちょうど今回の最優秀賞アンディ・スタージョン氏のところでその一団とかち合ったのだが。
解説員、てっきりハウステンボスの職員かだと思っていたら、なんと石原和幸氏だった。
そうと知っていたら最初から聞いておいたのに.スタージョン氏の解説は聞かせてもらった.
このおじさん、ただの庭師と思ったら意外と話がうまい.歯切れが良くて、ユーモアもある.
「今回の最優秀賞です.一番お金かかってます」スタージョンさん沖縄から敷石取り寄せたらしい(^^;
水面に2枚の壁が置かれた、現代的な雰囲気の庭.
色彩的にはシンプルで、今回の出店の中ではむしろ地味だが、静謐で清廉な印象がある。
澤田社長は開催期間終了後もハウステンボスに残す意向を示しているようで、この作品は今後も見る機会があるかも。
「壁」を配置した庭は今回よく見受けられた.
平和への障壁であったり、国家や人種間の対立であったり、そのような障壁の隠喩なんだろうか.
個人的に一番インパクトあったのが、ニュージーランド「ベン・ホイル」氏の作品.
黒い壁に白い旗.庭というより現代アートのような雰囲気.右側の時計は長崎に原爆の落ちた11時2分で止まり、左側の時計の日付にはクエスチョンマーク。
壁の裏側はネオジャパネスクな雰囲気の東屋になっている。なかなか芸が細かい.
ただ綺麗な草花を愛でる、というより、現代アートとしての一面をより強く感じた今回のイベント.1時間ちょっとで回ったけど、本来なら1日かけてじっくり見て回りたかったところ.それだけの価値はあります
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会場 ハウステンボス内(パレスハウステンボス会場・港町会場・アートガーデン会場))
営業時間 9:00~18:00