今回宿泊したホテルはホテル クオーレ長崎駅前
名前の通り、長崎駅から道路を隔てて真ん前にあるホテル。
楽天トラベルで探していたところ、”お客様の声”全国6位受賞というのが目についたこと、立地がいいこと、そして、1日1室限定「DXツインシングルユースプラン」がちょうど空いていたことが気に入って、決定。
ちなみに朝食付8000円だった(季節により変動するのかもしれない)
聞いたことのないホテルだったので、新築かと思ったが、
なんだ、昔の「ホテルステーションロイヤルあじさい」じゃないか。
だとすると相当古くからあるホテルだが、館内は古くささは感じさせない。
チェックインは3時。4階の部屋だった。
DXツインとはいえ、広さはシティホテルのスタンダートツインくらいの感じ。とはいえ、1人で使うには充分すぎるくらい広い。
机周りも充分の広さ、テレビは液晶。全然見なかったけど。
電磁式ポットは珍しくないのが、ここのは加湿器機能付。使わなかったので、効果のほどは不明だが。
ちょっと古さを感じさせたのがバスルーム。ユニットバスでちょっと狭い。ただツインだけあって、タオル類が2履分あるのは便利だった(2回風呂に入ったので)
特筆すべきはこのベッド。
デュベスタイル、という言葉は昨年くらいから聞いていて、最近のホテルの趨勢であるという知識だけはあったものの、それのどこがいいのかは、説明を聞いてもちんぷんかんぷん。だが実際使ってみると、これがまったく違う。
まず一般のホテルのシーツはマットレスにきっちり貼付けたようになっていて、そのあいなかに入り込むと窮屈だが、このスタイルだとその窮屈さが全くない。実にふんわり。
目が覚めてもベッドの乱れがないのも感動的。今まで泊まったホテルのあの窮屈なベッドメイクがいかに非人間的なものだったか思い知らされた。今後泊まるときはベッドがデュベスタイルかどうかが第一条件だな。
ちなみにこのホテル、パソコンの無料貸し出しサービス有り。
もちろん台数限定、どうせ予約埋まってるだろうな~、とダメもとで聞いてみたことろ、意外にも貸し出しOKの返事。
パソコンはヒューレット・パッカード製のノートパソコン。実はこのパソコン、実におもしろい仕掛けがあって。
なんと、ハードディスクなし。
セキュリティ対策で企業向けのパソコンにこういうのがあるのは知っていたけど、ホテルの貸し出し用に使われるとは、考えましたね。ただしデータは一時的にメモリに保存されるだけなので、ファイルを扱うときは外部メディアは必須。僕は携帯のSDメモリーカード(昔の携帯だからminiじゃなかったのがラッキー)を使ってデータ保存。
ワード、エクセルはあったけど、画像編集ソフトはなかった。
OSはLAN経由でパソコンに送られてくるので、LAN接続は必須。これもセキュリティ重視のためか、LANは有線。ライティングデスクの電話機の脇にあり。5メートルくらいは伸びるとかで、一応ベッドやソファでも使える、とはなっているけど、現実的ではないでしょうね。ケーブル邪魔になるし。僕も机の上で使ってました。
ちなみに回線速度は約10Mbps。
できればSleipnirかfirefoxインストールしていてくれればなあ。というのは贅沢か。
マイナスポイントは、見晴らしはあってなきがごとし。それと増設を重ねたためか、廊下が込み入っているのが、いざというときのことを考えるとちょっと気になる。
大通りに面した側には非常階段があるが、裏手の側にはないようだったし。気になるのはこのくらいだった。
ホテル クオーレ長崎駅前
長崎県長崎市大黒町7-3
JR長崎駅徒歩2分
市電長崎駅前電停徒歩1分
地上10階・地下1階
客室数 161室