昨日に引き続き「COMPARISON2 茶漢」。
残りの2缶。
「戦支度の茶」
彼杵の山口製茶製、他の3つは60度台の温度で煎れるようになっているが、これだけは80度のお湯を使う。
味もふくよかさより、すっきり感を重視した感じ。
最初にほんのりと甘みが広がるが、その後にはすっきりとした渋みが口の中を刺激する。できあがりの温度も若干高めになるので、よりキリッとした口当りが強調されている感じ。目覚めの一杯には一番よさそう。
でも冷めてくると甘みが若干強まってくるんだよな。この辺りが凡百のお茶とは違うところ。
最後の1缶は「茶の間の茶」
これだけは世知原茶、前田製茶製。
「憩の茶」と比較的似ているような気がするが、「憩」が深蒸しに対し、こちらは浅蒸し。苦味、渋みは殆ど無く、甘みもあまりまったりとしてなくて、口当りがもっとも軽やか
こちらも甘みは冷めるにつれて強まる印象。
ひと通り飲んでみたけど、ほんの少し温度の違いや、蒸らし時間の長短でけっこう味は変化する感じ。緑茶の世界も奥が深いです。
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2013/09/24 COMPARISON2 茶漢 その1