ゴールデンウイークといえば、陶器市の季節。
今年は三川内。秋に開催される陶器市は三河内駅近くで一同に介して開催されるので何度か行ったことがあるが、ゴールデンウイークのはまぜん祭りは三川内山での開催。有田、波佐見と比べると交通の便が悪かったこともあり、今回が初めて。
初日の5月1日、三河内駅を降りて。
駅前および産業会館(駐車場になっているらしい)と会場を結ぶシャトルバスが運行しているというので待っていたらハイエースがやってきた。シャトルバスとの表示もないので一瞬何かわからんかったよ(^^; 満席状態ではまぜん会場へ。車だと5分もかからない距離
実売は基本的にそれぞれの窯元で開催されていて、一部の窯元(江永・木原皿山など会場から離れたところで窯を構えてるところとか)がまつり本部のある三川内公園にブースを設けて実売している。もっとも駅から近い窯元である嘉久房窯の手前で降車
とりあえず1軒1軒見て回る。価格設定は有田、波佐見と比べると全体的に高め。特に嘉久房はかなりいいお値段(^。^;。100円のワゴンセールみたいなのはあんまりない。売り込みも控えめな印象。商社系のお店が少ない(というか殆どない)からかな。
メイン会場となるのは三川内山公民館、向かいの三川内山公園。公民館ではオークションが、公園では前述通り、離れたところにある窯元のブースや飲食ブースが設けられているが、少し早かったのでまだ準備中のようだった。
ということで、もう少し先の石炭窯跡に設けられた「窯カフェ」へ。
こちらのコーヒー担当はてげてげさん。昨年に続き2年連続のはまぜんとのこと。こちらも準備中だったが、奥の石炭窯跡で豆皿位置が開催されているというので、そちらを先に見ることに。
豆皿。ノマドコーヒーさんでスイーツの受け皿用に使われているので大体の雰囲気はわかっていたが、それにしても種類が多くて多くて。何しろ「豆皿1000枚展」だから。ボリュームゾーンは1000円前後か。6000円なんてのも普通にある。結局3枚、買ってみた。詳しくは後日。
買い物すんだらコーヒーの準備出来てた。てげてげブレンドと草加家のお菓子セットで。500円。ちょっと前にあったテマヒママルシェと同じだが、今回の草加家スイーツはけいらん。素朴なお菓子というイメージのあるけいらんだけど、さすが草加家、もっちりとした食感に絹のようななめらかな口触りで、上品。コクのあるてげてげブレンドともよく合う。と言いつつ、お腹があまり空いてなかったのでけいらんは帰りのバスの中で食べたのはナイショ(^。^;
ちなみに窯カフェ、スイーツと珈琲のセットをオーダーして、撮った写真をフェイスブックなどSNSにアップしてスタッフに提示すると、Design373特製のオリジナルバッチ(けいらんの下)プレゼントとのこと。限定100名様とのことなので、なくなってたらゴメン
ここから先はいくぶん上り坂が急になる。
道幅も狭くなるが、大きな煙突や、トンバイ塀など焼き物の里らしい風景がなかなか楽しい。
300メートルほど先の平戸松山まで、10件弱程度の窯元が点在している。密集している、とまでいえないのは、民家が多いこと、有田陶器市のように民家の軒先まで焼き物を売ったりはしてないこと。
庭先をオープンカフェ風に開放しているところが平戸松山前に1軒あったが、有田と比べると本当にのどか。
買い物は光雲、平戸嘉祥で。これも後日アップします。
公園に戻ったらこちらの窯元のブースもオープンしていた。なかよし唐子(白泉製陶)で、唐子絵でないものをひとつ買い物。
客も少なくはないが雑然とごった返すほどはなく、落ち着いて見て回れた。まあゴールデンウイークとはいえ平日の金曜だったので、土日になるとまた違ってくるかも。
有田や波佐見と比べると、価格は心持ち高めで、規模はいくぶんこぶりだが、窯元を一軒一軒丹念に見て回ってもそこまでへたばらないくらいのほどよいスケール感で、何より有田、波佐見のようにある種(主に値切りに命をかけるオバちゃんとかの)の戦場と化しておらず(^^;、穏やかな空気の中、落ち着いて買い物できるのは好印象でした。