夏はカレー。
ブラックのカレー、といえば佐世保でも有名な店なのだけど、「激辛」というイメージが強くて食わず嫌い。
でも知り合いから「中辛を頼めばそれほど辛くない」と聞いたので、意を決して行ってきた。
アーケードの入口あたり。ドアを開けようとしたが、空かない。24時間営業のはずなのに、おかしい、と首をひねっていたが
引き戸だった(笑)
入るとカウンターだけの小さな店内。カウンターの中にはカレー屋にはもったいない(←失礼?)なかなか綺麗なおねえさん。「2階も空いてますよ」と愛想よく案内されて、屋根裏の物置へ続くかのような狭くて急な階段を登って、2階へ。
暑い・・・・
冷房がまだ入ってなかった。イジメか、と思ったが、冷房を入れてくれてくれたらしく、すぐ涼しくなった。
カレーは2種類。「佐世保一辛い」と評判の激辛と、一般的な辛口の中辛。甘口はない(笑) 迷わず中辛で注文。
評判通り、まっ黒なルーのカレー。イカスミが入っているらしい。ライスが黄色く見えるのは光の加減です。
一口、ちょっと「ざらっ」とした独特の食感。辛さは思ったほどでもない。ほっとした。
食べすすむうちに、多分香辛料の風味だろうが、フルーティな香りが意外と強いことに驚く。それなりに辛いのだが、爽やかな風味が口の中に広がるので、辛さが苦にならない。
香辛料の個性の強い味というのは辛党の人のものであり、自分の口に合わない、と決めつけていたが、あくまで使い方次第で、思いも寄らぬ奥の深い美味しさに出会えるのかも知れない。今まで食べたことのない味わいのカレーを食べながらそう思った。
知り合いの話では「ご飯が軟らかすぎる時がある」と聞いていたのでその点は心配だったが、特に問題はなかった。もう少し硬めの方が好みではあるが、それでルーの味がスポイルされるほどのことはない。
24時間営業の店なので、もしかすると時間帯によっては、作る人の癖が出るのかも。
カレーは激辛・中辛とも850円。やや高めの価格設定だが、この時はランチタイムだったので、スープ、サラダ付き600円で頂けた。
食後のコーヒーはプラス100円。もちろんアイスで。これも美味しかった。
ブラック
佐世保市下京町3-4
24時間営業
不定休
陰陽虚実 Part4(今日のランチは真っ黒)
「陰陽虚実の定義」何となく分ったような 気になって…
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