引き続き福岡市美術館。ポーラ美術館展となりのブースでは『’06 玄展』なる展覧会が(5/14まで)。無料なので入って見た。
おそらく地元の芸術団体じゃないのか、と思うけど、よく分かりません。現代美術ってよく分からないんだよなあ。引頭勘治という人の作品がちょっと目を引いた。
今回はけっこう時間があったので、常設展の方も覗いてみた。ポーラ美術館展のチケットで常設展の方も見られたし。
相当昔(10年以上前)に入ったきりで、久しぶりに入った。前に入った記憶などもちろんないが、どのみちこまめに展示替えされているらしいので、全快とはかなり違うのだろう。
けっこう気に入ったのは『ベルナール・ビュッフェ展』
ベルナール・ビュッフェ、名前は聞いたことがあるけど、こうやってまとめてみるのは初めて。でもどこかで見たことがあるような気がする。けっこうこの人の画って喫茶店とかビルの中なんかで飾られていること多くありません?
印象派をゆっくり見たあとだっただけに、輪郭線のくっきりしたビュッフェの絵はなんだか新鮮。もの悲しさのあるこの人の作風って印象派とは別の意味で日本人好みな感じ。だからよく見かけるのかな?
1階奥にも常設展が。こちらでは野々村仁清の壺が目にとまった。入口の一番目立つところにあったから、という理由もちょっとあるかも(汗)。
見ていて楽しくなるような明るい色づかいのこの壺が江戸時代の作品とはちょっと分からなかった。江戸時代だからって進んでいる人は進んでるんですね。
絵画より陶磁器などの展示品が多い印象。と思ったら絵画メインの「近現代美術室」はこの日展示替えのため閉室だったらしい。残念。時間があるときには常設展を見るのもオツなものですね。
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福岡市美術館
福岡市中央区大濠公園1-6
地下鉄大濠公園駅徒歩10分
開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 毎週月曜日
常設展観覧料金 一般200円
ベルナール・ビュッフェ展
~5/21(日) 福岡市美術館2階小作品室
複製画は『名画ドットネット』