させぼシーサイドフェスで紛争勃発?

 昨年8月に新みなと暫定広場で開催されたさせぼシーサイドフェスティバル。

 海沿いを彩る一万発の花火には感動しましたが、今年も8/5(土)、8/6(日)に開催されるとのこと。

 させぼシーサイドフェスティバル2006ホームページ

 今年は果たして行くことができるかな~ ちょっと仕事の都合で微妙なんですが。1万発の大花火(8/6)は今年も健在みたいです。

 昨年を上回る盛り上がりに期待したいところですが、舞台裏ではこんなことが。

陸自の野外調理「待った」 保健所指導に不満も

 八月五、六日に佐世保市中心部で開かれる「第二回させぼシーサイドフェスティバル」で、陸上自衛隊が野外調理器材を使って料理を市民に振る舞おうとしたところ、市保健所から衛生上の理由で「待った」がかかった。主催の実行委は、調理後に会場に運び込むことで許可を取り付けたが、「災害派遣でも使っている器材。行き過ぎた衛生管理指導だ」と、行政のかたくなな姿勢に疑問や不満の声が上がっている。(佐世保支社・後藤敦)

 陸自が使うのは、二百人分の食事を四十五分で調理する能力がある「炊事車」。隊員だけでなく、災害派遣時には被災地の住民にも温かい食事を提供する役割も担い、市内イベントでも陸自がたびたび活用している。

 ところが保健所は、イベント主催者に対し「不特定多数に飲食物を提供する場合、水道、冷蔵庫など一定の調理設備や広さがなければ衛生を保てず、臨時営業許可を出さない」と指導。法や条例に基づくが、その判断は保健所の裁量次第という。

 昨年は開催当日、保健所職員が現場でクレームをつけ、関係者と押し問答になったため、今年は事前に協議。陸自駐屯地で調理してから会場に運び入れ、再加熱することで落ち着いた。

 今回提供する料理の献立はカレーとレモンステーキ。だが、保健所は「ステーキサイズは火の通りが悪い」と、肉の厚さについても指導。薄い「焼き肉サイズ」に変更するよう求めた。「ステーキ」の名称変更まで注文したが、主催者は「佐世保名物だ」と譲らなかった。

 調理の様子を市民に見せ、部隊の能力を示すはずだった陸自は「時間や場所を選ばず食事を提供できるのが強み。まさか営業許可を求められるとは…」と困惑気味。これに対し、保健所は「災害時は衛生上のリスクがあっても仕方がないが、普段は別。陸自も特別視しない」と強調する。

 イベント関係者からは「陸自が参加した過去のイベントでは指摘されず、判断基準があいまい」「隊員が食べているから問題ない。過剰な指導ではないか」と不満の声がくすぶっている。

 2006/7/14 長崎新聞

 う~ん、いくらなんでも杓子定規なんじゃないですかね

 普通に考えて災害派遣された先で食中毒でもおこしかねんような設備だったら洒落にもならないわけで、仮にも自衛隊の最新鋭?の設備なんでしょ。そうとうカネはかかってるはずだし、普通の屋台よりむしろ安全な感じがするんだけど・・・・

 実際に衛生面で問題あるならしかたないけど、(広さとか)外形的に基準を満たしてないからアウト、というのであればちょっとやな感じ。

 特にステーキにまでいちゃもんつけるのはちょっとやりすぎでしょう。生モノならともかく。だいたい「佐世保」のお祭りだから「レモンステーキ」になったのであって、それを焼肉に変えたら意味がなくなるじゃないか、と。

 いや、こうなったらこの件を逆手にとって、新しい佐世保名物として売り出します?

 自衛隊の最新鋭テクノロジーと保健所の横やりによって生まれた新佐世保名物
 「自衛隊焼き肉(レモンしょうゆ味)とか

 今ひとつ知名度が上がらない海軍シチューと入港ぜんざいよりブレイクしたりして(笑)

関連リンク
  2005/08/08 久しぶりの花火満喫 ~させぼシーサイドフェスティバル


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1 Response to させぼシーサイドフェスで紛争勃発?

  1. 幕僚日誌Ⅲ のコメント:

    愛の陸上自衛隊の野外料理は是か?非か?

    7月14日金曜日のニュースなので旬ではないけれど、煽りとも批判とも受け取れるようで受け取れない、なんだか微妙なニュースだったのでエントリしてみる。
    ニュースソースは「長崎新聞」Webサイトの記事。リンク切れの怖れがあるので全文引用する。全文引用しなければ、この…….

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