前述の「赤煉瓦館事件簿」で仕入れた情報。
1984(昭和59)年、タウン誌「シティ情報ふくおか」の読者投稿コーナーにて「名古屋人・20歳・博多区諸岡」氏の博多ラーメン否定の投書がきっかけとなり、推理作家石沢英太郎曰く侃々諤々の「罵詈雑言の応酬」が続いたという(2○ゃんとかなかった平和な時代(^^;)
これをネタに石沢氏は短編を一編書いているらしいが(「福岡・舞鶴公園殺人事件)
これがきっかけ催された「ラーメン人気投票」で一位に輝いたのが渡辺通の「赤のれん」だったらしい。
今回の夕食はここでチャーシューメン(670円)を。
福岡大丸向かいのお店。
店内は思ったよりもは広い。
「赤のれん」の名に合わせたわけではないだろうが、かなり濃い赤褐色のスープ。
極細の麺がスープの下にうっすらと見えている。
佐世保・下京町の「金ちゃんラーメン」に見た目似てるかなあ。
正しくは「金ちゃんラーメン」『が』似ていると言うべきか(赤のれんの方がかなり古い)
一口。
思わずむせた(汗)
前述の「金ちゃんラーメン」、食べたときかなりの濃さにびっくりしたが。
「赤のれん」のスープはその比ではない。
なんというか、こってりしすぎて、スープというより脂そのものを飲んでいるような。
これが本場の味わいか・・・・
最初は完食できるか不安になったが、この脂っこさも食べ進むうちに舌に馴染んでくるもので
途中からはふつうに美味しくいただけた。
慣れてくるとこの「とろみ」すら感じるこってりスープが、極細の麺と絡むとよく合い、一口啜ると身を芯から温めてくれる。
この口当たりに完全になれてしまうと、たぶんよそのラーメンでは物足りなくなるのだろう。
まあ個人的には「金ちゃんラーメン」のややマイルドな口当たりの方が、舌に馴染むところではある。
やっぱその当たりが「地域差」なのか。
むかしの福岡を知っているわけではないけど、古きよき時代の博多の空気を、天神のど真ん中でタイムスリップして味あわせてくれる、そんな感じのお店です。
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元祖赤のれん節ちゃんラーメン
福岡市中央区渡辺通5-24-26
地下鉄天神南駅徒歩1分
地下鉄天神駅徒歩6分
営業時間 11:00~23:00
店休日 日曜
渡辺通りの赤のれんですか。懐かしいですね。もう、何年もここに行ってラーメン食べていないけど初めて行ったときの最初の一口は正に衝撃に近いものがあったです。
近いうちにいってみよ~。
僕も衝撃でした。一瞬スープを飲み込めなかったくらい(苦笑)
イメージの中の「濃い味のとんこつ」を軽く上回るヘビーさでした。
老舗の割に気軽に入れるところがいいですね。居酒屋代わりに利用する地元の方もいるそうです。
福岡天神 大丸
福岡天神 大丸
<住所> 〒810-8717 福岡市中央区天神1-4-1
<電話番号> 092-712-8181
<営業時間>
午前10時 〜 午後8時
<福岡天神 大丸 周辺地図>
<福岡天神 大丸 ホームページ>
各階トピッ…