「元祖長浜屋」のラーメン、5年位前に食べたに行ったなあ、と思いつつ買ったのがこのカップラーメン。
「長浜屋」は博多でももっとも有名なラーメン屋さんでは? 港に近いかなり外れの方にあって、店のつくりはは質素、というか、むしろ「粗末」(失礼)。
メニューもラーメンしかないので、席に着くと注文しなくとも勝手に出てくる。味はシンプルで飾り気のないとんこつラーメンといった風情。衝撃的にうまい、とかいうことはないんだけど、忘れたころに急に食べたくなるような感じの「懐かしさ」のある味。いまやラーメン屋ではポピュラーな「替え玉」もここが元祖だとか。
まあカップラーメンでは替え玉はできないけど。
本物は極細麺が売りだが、このカップ版も極細なのか、待ち時間は90秒。お好みで60秒でとOKと。
半分から3分の1の時間で出来上がるというのが、長浜屋らしくて面白い。
高級系のカップラーメンではないので、中身はシンプル。
かやく、後入れのスープ、ごまに紅しょうが。
今回は60秒で、固麺にして作ってみた。
スープを入れて、出来上がり。ごまは入れたが、紅しょうがはあまり好きではないので、入れてない。
本物はもっと「とんこつそのもの」といった感じの白濁スープだったような気がするが、こちらはそこまで白くはない。
味の方は、なかなかのもの。
細麺も本物の「雰囲気」はででいるし、スープもやはり、本物とはちょっと違う感じなのだが、味的にはうまい。
チャーシューはちっちゃい「チャーシュー片」みたいな感じのがかやくと一緒になって入っている。ちいさいけどコレもけっこううまい。思い出してみると、本物のチャーシューもこんな感じだったなあ。
名前の通った名店の「こだわりの」といった趣きのチャーシューとは対極にある感じなのだが、見栄えは悪くても味はなかなかのもので、その庶民的な雰囲気がいい味出していたのを思い出した。
188円(税込)。200円以内という、コラボ商品にしてはちょっと安めの価格も庶民派の「長浜屋」らしくていい感じです。
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