湊町「和dining　あらまろ」でランチ

佐世保玉屋からほど近い湊町にある居酒屋「あらまろ」。

夜だけでなく、ランチも人気で、予約が必要なほどだとか。

居酒屋といっても、洒落た雰囲気でちょっと入りづらい印象がある。

先日、母のデジカメ（買ったのはコレ）を買いに付いていったので、その際に「あらまろ」でランチをとることにした。

前日の予約では「テーブル席なら」あいているとのこと。食事ができればカウンターでもいい。

中にはいると、まずは長～いエントランス。

１人だとちょっと入りづらそう。

先に進むと、イケメンのお兄ちゃんのいるフロント。ここで予約を確認して、４人掛のテーブル席に案内される。

入口から見て左側が座敷（個室？）、右にカウンター席、中央にテーブル席、という並びらしい。（店内の様子はこちらで見ることができます：設計事務所のページ）

高級感のある店内で、ちょっと１０００円のランチが出てきそうな雰囲気ではない。この辺りが人気の秘密だろう。

前述通り、ランチは１０００円からだが、アラカブ味噌汁付きの１６８０円のランチを注文した。

内容は左上から時計回りに刺身、天ぷら、煮物、豆腐、サケのあんかけ（料理名忘れた）

刺身は鯛とハマチ。新鮮です。ハマチにはたぶん柚子だと思うけど、柑橘系の果汁が掛かっているようでした。臭みが抜けて食べやすい。

ちなみに茶碗蒸しにも柚子がかかっていたような。

天ぷら。カナコ日記＠佐世保（現在休止中）のカナコさんが絶賛していたので期待していたのだが、大満足の美味しさ。

衣がサクッとして、上品な軽い口触り。量が少なそうだが、エビ、レンコン、ピーマン、ナスと、折り重なるように入っているので見た目より量があるのも嬉しい。こんな入れ方だとべたつきそうなものだが、時間がたっても口触りが変わらないのが素晴らしい。

煮物はちょっと薄味過ぎたかな。豆腐は甘味があり、やや甘口のごま醤油がかかっている。全体的にも甘めで、女性に好まれそう。

豆腐が柔らかめなので、別にスプーンが欲しかった。

サケのあんかけはあまり店の雰囲気に合わないような気がするが、この味がまた良かった。酒粕だと思うが、香ばしくてごはんがいける。

店の雰囲気からアーティスティックな創作系料理が出てきてコメントに戸惑うことになるのでは、と危惧していたが、まったくの杞憂。オシャレさを損なわないながらも気取りのない料理ばかり、味付けも佐世保人ごのみの甘口で食べやすく、量的にも充分。安心して美味しく頂くことができた。

ちなみに1000円のランチと1680円のアラカブランチの違いは、普通の味噌汁か、このアラカブの味噌汁か、だけ。

正直1000円の方が良かったかな、という印象。味噌汁はもちろん美味しいんだけど、これだけで680円というのは、高くもないけど決して安くもない。よっぽどアラカブにこだわりがない限り、1000円ランチのコストパフォーマンスの方が秀でていると思う。

コーヒーはセルフサービス。濃くはないが、しっかりした味でセルフにしてはなかなかいける。

ちょっと残念だったのが、個室の方では宴会でも会っているのか、かなり騒々しかったこと。仕切りがあるのだがかなり響いた。この辺りは時の運だが。

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