GALA FLORA 7人の美しき薔薇の庭
ハウステンボス、4月から始まっている「GALA FLORA 7人の美しき薔薇の庭」
早めに行きたかったが、なかなか行くことができず、5月も半ば過ぎてやっと行くことができた。
昨年は終了間際の6月に行ったので、それに比べたらまだマシだが。
今回は昨年とはがらりとメンバーを変えて。
池田理代子(漫画家)、コシノジュンコ(デザイナー)、佐藤真理子(「ACT4」編集長、フランソワーズ・モレシャン(エッセイスト)、マリ・クリスティーヌ(異文化コミュニケーター)、本野千代子(インテリアデザイナー)、鷲尾いさ子(女優)の7氏。
何とか4人の名前は知っていた(苦笑)「鷲尾いさ子」と名前を聞いて「あ、鉄骨飲料のひと?」とのどまででかかったのはナイショ。いつの時代だ
あいにく、この日は雨こそ降らないものの、厚く雲の立ち込めた、どんよりとした空模様。
それもあるかもしれないが。
なんか地味。
昨年も感じたのだが、くすんだような地味な色(アースカラーって言うの?)のバラを使ったり、ワイルドガーデン風にしつらえたりしている庭が今年も多かったような。
多分そういうのが最近の流行りなのだろうし、今回の7氏もそれそれの分野のトレンドの最先端にいる方たち(推定)である以上、あまり妙なものを作ると今後の活動に差し支えあるのかもしれないが
一人くらい極彩色の時流無視の庭造ってくれる人がほしかった。
そういうのが一つあった方が、自然な感じの庭も映えるし。
というか、薔薇ってもともと派手な花だし。うっとうしいくらい(笑)
そういう意味では、「ベルサイユのばら」の池田さんには「男が一人で入るとあまりの気恥ずかしさに1分といられない」ような庭をちょっと期待したのだが(どういう期待だ)
けっこう普通だった。
見る者の常識を覆す作品もあるにはあったが
コシノジュンコ氏の庭
写真が今ひとつ分かりづらいが
中央にでっかい真四角の池を配置し、バラはその脇に。
もはや薔薇がどうこう、というより
庭じゃないし。
これが快晴なら、水面に光がきらきらしてけっこうきれいだったのかもしれないが、この曇り空の中では場違いなオブジェという感じしかしない。
他にちょっと目に付いたのは
本野千代子氏の庭
正面を見ると、どこに薔薇が? という感じなのだが
裏は一面薔薇。
ただし想像の範囲内で、思ったほどインパクトがない
マリ・クリスティーヌ氏の庭
低い門をくぐって
回廊を通ると
その奥には
こういう作りこんでるのは嫌いじゃない、というか好きなんだけど、昨年のコピーライター脇田直枝氏の「魔法魔術学校」の方がインパクトあった。
なんだか辛口になってしまったが、僕の見方、というより感性がかなり歪んでいるだけで(苦笑)普通に見れば楽しめると思います。特に自分もガーデニングをやっている人には
やっぱもう少し天気のいい日に見たかったな
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