岡山城の後は、にほん三大名園のひとつ、後楽園へ。
岡山城から鉄橋(月見橋というにはけっこうごつい)を渡り、入口まで歩く。
思ったより距離があった。
前に紹介した「東湖園」も意外と広いと思ったが
スケールが違う(^^;
先に東湖園を見ておいたのはやはり正解だったと思う。広さだけが庭の価値ではないが、やはりこのスケール感は強力すぎる。
とにかく広い。東京ドームの3.5倍というから、実際に広いわけだが、築山が比較的少なく、さらに芝を広範囲で使用していることが、開放感をさらに際立たせている。
この日は天気がよく日差しが明るかったこともあり、大名庭園らしいおおらかさがさらに際立っていた。
ちなみに現在のような芝生が広がったのは明治以降で、古来は田畑が広がっていたとのこと。
現在も一部に名残を残している。また近くには茶畑が。もう少し先には桜林、そしてその先には梅林。竹林に藤棚もある。
季節ごとに咲く花が目を楽しませてくれるのだろう。残念ながらこの日は梅がわずかに色づいている程度。
蘇鉄まであるので、これはどうか、と思ったが、実際には江戸時代から異国的な庭園樹としてポピュラーだったそうで、築堤当時からあったものらしい。ちょっと意外。
なんだかテーマパークみたいだ。江戸時代のお殿様のためのプライベートテーマパーク。
凝ってはいても禅寺の石庭のような難解さはなく、素直に目の前の風景を楽しめる。
園内最大の池である沢の池、築山唯心山の一帯が園のメインといった感じだが、ちょっと入り込んだところにも工夫がこめられていて、見ていて飽きない。
割って運び込んだ巨岩を元の形にくみ上げた「大立石」はかなり目を引く。これのある「花葉の池」一帯は後楽園の中でも特に気に入ったスポット。かわいらしい滝がなんだかいい感じ。
おおらかなものよりこういうちまちましたのが僕の好みなんだな(^^ゞ
花葉の池の裏手はうっそうとした林のようで、まるで山の中に迷い込んでしまったような気分。実際のところ林の向こう側は旭川なのだが、これも敷地の広大さのなせる技だろう。
園内は広いので、休憩所も多い。飲み物でもいただきながら巡るのが無難だろう。それをしなかったので、さすがにちょっと疲れが出てしまいました(^^;
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後楽園
市電城下電停徒歩10分
営業時間 8:00~17:00(季節により変更)
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すごい!日本庭園なのに(?)庭園って狭い中に風景、だと思ってましたが写真を見てもう「わっ」て感じです。
わたし、三大○○が大好きで偕楽園・兼六園は制覇しましたが後楽園が未踏なんです。
はしっこさんの写真で 是非行ってみたく うずうずしてます!
。。。ちなみに佐世保に二度行ったのは、三大軍港^m^を見たかったから・・・
このスケール感は意外なくらいでした。キャッチボールどころか草野球くらいならぜんぜんOKではないかと(実際にやったら叱られます)
僕は兼六、偕楽はまだなんですよね~ 一度入ってみたいです。いつになるかは分かりませんが・・・・