午前中こんぴらさんを楽しんだ後、午後は今回の旅行の最大の目的地、栗林公園へ。
残念なことに、午後に入って天気は大崩れ。
こういうときはできる限り身軽にするに限る。コインロッカーに荷物を預け、手ぶらにして園内に入る。
後楽園も広々だったが、この栗林公園も負けず劣らず広い。
ゆっくり散策、と行きたいところだが
ただでさえ寒い上にこの雨。まずはちょっとトイレ
入口から近い「讃岐民芸館」内にトイレがあるようなので、観覧がてらに入ってみる。
数棟の建物からなる民芸館。「瓦館」にトイレがあるのだが。
展示室にもトイレの臭いが(^^;
なんだか「トイレの中に展示室」があるような感じ。これはちょっとなあ。
ともかくすっきりしたところで園内を周遊。
山(紫雲山)に包まれるように展開する庭園は、後楽園とはまた違った趣き。起伏に富んだ、立体感のあるつくりとなっている。
案内図は渡されているのだが、ほとんど見ることなく、園内の案内板を頼りに。何しろ雨がひどくて案内図を広げるのも難儀なのだ。
梅林に出た。後楽園より梅はよくついていた。位置的には高松の方が南だけど、そんなことは関係ないだろうな。こちらの方が早咲きの種なんだろうか
ちなみに「栗林」と名乗る割に、栗の木は見かけることがない。和菓子「栗林のくり」湊屋のホームページによると、もともとは名前どおり栗の木が一杯だったのを、殿様が狩の邪魔になると伐採してしまったのだとか(^^;オイオイ
「北湖」に出る。
雨の影響もあるかもしれないが、しっとりとした風情がいい。日本庭園にとって雨は決して悪い要素ではない。むしろ晴れの日より風情は増す。
寒さで鼻水が止まらないのはあまり風情がないが。
先に進むと、工事中のため行き止まり
行き損ねた方向の眺め。植え込みが大胆に刈り込まれ、なかなかユニーク。近くで見たいけど仕方がない。
「掬月亭」。
ここでは抹茶がいただける(500円)。せっかくなので、いただいてきた。
緊張して味はよく分かりませんでした(^^;
「掬月亭」茶室から滝が見えたので、行って見た。
紫雲山の方。このあたりは庭園のメインストリートから離れているため、静かで落ち着いたたたずまいを見せています。
また順路に戻り、南湖沿いを歩く。
公園周辺はけっこう街なんだけど、この景色を見ていると、とてもそうとは思えない。
しとしとと降る雨が幻想的な効果を生んでいる。
南湖東側の築山「飛来峰」からの眺めは特に格別。湖にかかる偃月橋の優美なたたずまい、紫雲山の借景。しばらくボーっと眺めていたいところだが、残念ながら客はこの天気でも多い。
あんまり長居すると他のお客さんに迷惑がかかるので。
北湖の東側にある築山は「芙蓉峰」。梅林橋の赤がアクセントになってます。こうしてみると栗林公園って築山が多い。
途中お茶を飲んだこともあるが、まる2時間散策。それでも北側は駆け足でしか見ることができなかった。
見どころいっぱいで堪能しました
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栗林公園
琴電栗林公園駅徒歩6分
JR栗林公園北口駅徒歩4分
営業時間 季節により異なる