リニューアル前に西海パールシーへ

西海パールシーリゾートの中核施設「パールシーセンター」が本格的な水族館としてリニューアルするらしい（来夏オープン予定）

その建設費を捻出する目的で住民参加型の市場公募債、通称「九十九島債」を発行したことは、ちょっと前の「本日のひとこと」でも触れた
（好評だったようで、わずか3営業日程度で完売したらしい）

パールシー、オープン当初は建物はきれいになったけど、バブル崩壊直後だったことも有り大丈夫なのかな？　と心配だったが、九十九島カキなど特産品を目玉にしたイベントなどの創意工夫で、今ではゴールデンウィーク中には集客でハウステンボスと肩を並べるくらいの人気施設に成長（ハウステンボスより客が多い年もあった）

最もパールシーが現在の形でオープンしたのはたしか15年位前、完全に立て替えるにはちょっと早すぎるような。

天気もよかったし、ちょっと行ってみることに。

平日だったが、遠足らしき小学生、中国からの観光客で館内はにぎわっていた。

パールシーセンターの入館料は600円だが、ハウステンボス「モーレンクラブ」提示で割引が効くので、400円で入館

ちなみにこの日は、2階特設会場で特別展「びっくり生き物大集合」が開催（2008/05/25まで）

まあ子供向けの企画だけど、体が透明で骨が透けて見える魚とか、目が上を向いてるキンギョとか、やけに首の長い亀とか、巨大なゴカイやら・・・・

興味深いと見るか気持ち悪いと見るか（＾＾；

とりあえず、有明海に住む「海のエイリアン」ワラスボをとりあえず食べてみようと思った佐賀県人は相当すごいと思う。

特別展出口のところに、新水族館の紹介コーナーが設けられていた。

今の建物を全部建て替えることはないだろう、と思っていたが、やはり現在の施設を増築する形で、拡大するようだ。

まず現在「船の展示館」となっているパールシーセンター正面左側がエントランスに改装。今の建物はちょっと入り口がわかりづらいからな

復元朱印船などの展示品は別の場所に移るのか、そのあたりは不明。完全になくすのももったいないよな

また、現在の「ドームシアター」も「クラゲファンタジードーム」としてリニューアルする模様。

増築部分はイタリア料理店「ピノキオ」がある西側あたりまで拡大することになるようだ。ショーを見ることができる「イルカプール」、そして九十九島の海中世界を再現した「九十九島屋外大水槽」が新たな売りになる模様。

パールシーがオープン前、僕が子供時分の鹿子前の「水族館」といえば、暗くて狭い建物の一角に水槽があるだけの、なんとも殺風景でお粗末な代物だった。

パールシーがオープンしたときにも名実ともに立派な「水族館」になったと感動したものだが。

こういった文化施設、特に地方のそれが、ハコモノで終わることなく着実にスケールアップするケースは珍しいのでは？

来年夏のグランドオープンに期待したいです
（パールシーセンターは2008年9月より全面改修工事・パールクイーン、レストランなどは改修期間中も通常通り営業、とのこと）

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西海パールシーセンター

パールシー付近の宿
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