最後の大航海体験館

6月30日で営業終了となる「大航海体験館」

先月も行ったが、もうひとつの上映作品を見るために、行ってみた。

入場は無料になっているが、ちょっと客の入りはさびしい。まあ平日だしな

「デ・リーフデの大航海」。前回見た「将軍への贈り物」よりも古い作品になるのでは、と思う。
（「将軍への贈り物」にはハウステンボスで撮影したと思しきシーンがあったので）

ウイリアム･アダムス（三浦按針）らのロッテルダムから日本への過酷な航海を映像化した作品。5席の船団のうち、日本に到達したのは「デ・リーフデ号」のみ。110人の乗組員のうち、生き残ったのは24人のみ、と。男のロマンというには過酷すぎる

座席のゆれはこちらのほうがちょっとおとなしめ。とはいえ13分間揺さぶられっぱなしなので、終わるころにはさすがにぐったり。

エンドロールによると、1989年のなんとか賞受賞作品、ということなので、やはりオランダ村時代からのソフトだった模様（ハウステンボスのオープンが1992年）。

約20年前か････　　やはり映像の荒れなんかは時代を感じさせるものが。最近主流のハイビジョンに見慣れてしまうと、ね。でも、それ以外の部分は新しいアトラクションと比べても引けを取らないような。

オランダ村時代、ここや「天星館」に入って、スケールの大きさにビックリした人はけっこう多いはず。今考えると、よく九州に西のはしっこにこんなもの作ったよなあ

まあたしかに、今と違って一番景気のいい時期ではあったが。今はオランダ村跡地、どうなってるんだろ

安全性の問題もあるから、引退は仕方ないところだろうけど。でも（座席の動かない）単なるシアターとしてならまだ使えそうな気も（＾＾；　佐世保市内の映画館ってそれほど大きなところないので、、

あと2週間。長い間ご苦労様でした。

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大航海体験館