三川内陶器市の帰り。
お昼ごはんはせっかくこのあたりに来たのだからと、「下町の洋食 時代屋」で取ることに
古くは塩浜町、その後佐世保駅近くの三浦町で営業していたが、2年前に急遽閉店、三川内の少し先、吉福町の国道35号線沿いに移転してしまった。
郊外とはいえ、車さえあれば苦もなくいける場所なのだが、あいにく車どころか免許も持ってない。
同じ方向でも三川内陶器市の会場である「三川内焼伝統産業会館」からは結構遠いので、簡単にはいけない。。
調べてみると、バスで行けば有田方面へ3停留所先。江永口バス停からすぐのところにあるようだ。
バスの便数は多くはないが、それでも1時間に1本程度はある。行ってみることに。
しばらくすると、時代屋の建物が見えてきた。
このあたりで降りればいいのだな、と思ったら
バス停はずいぶん先
調べてみたよりずいぶん遠いな、と思いつつとことこ歩いてお店へ向かう。
理由はしばらくして分かった。同じ「江永口バス停」でも佐世保方面行乗り場は時代屋からすぐそばのところにあるのだが、今乗ってきた有田方面行きのバス停はかなりあり便りのところにあるのだ。
郊外のバス停ではこういったことがたまにあるからな。
郊外に移転しても、雰囲気はあまり変わらない。バスからも一目て「時代屋」だと分かったくらい
店内の雰囲気も同じく。調度品なんかは昔のものを使っているのでは?
白南風町にあったころに比べると、多少広くなっているようだ。
手前はテーブル席、奥には座敷。個室もあるらしい。
12時前だったが、客はなかなか多い。
時代屋といえば食べたい料理は山ほどあるが、まずはやっぱり、レモンステーキ
コーヒー付で1300円だったかな? ちょこっとだけ三浦町にあったころより高くなってるが、この物価高のご時世を考えればよく持ちこたえている方では?。
まずはサラダとスープ。
ほとんど手をつける暇もなく、レモンステーキ登場。
ジュージューと鉄板の上で熱せられている薄切りの肉をあわててひっくり返す。
薄切りで柔らかい肉。薄切りなんだけど、本当にぺらぺらなのではなく、かんだときに肉の存在感を感じることができるだけの厚みはあり。たっぷりとかかったニンニク風味のレモン醤油が食欲をさらにそそる。
量的には多くも少なくもなく。タマネギの千切りの量がちょこっと減っていたのは唯一残念。このお肉にタマネギを巻いて食べるのが何より大好きなのだ。
食後のコーヒーはマグカップで。有田焼かな? バスの都合でちょっと時間が余っていたので、量が多かったのはありがたかったり。味もなかなかおいしかった。
メニューをみたところ、ハヤシライスはなくなっているようだった。塩浜町時代にはいつも食べていたのがハヤシライスなので、ちょっと残念。ただ、代わりにカツハヤシライスなるものが。一度は食べてみたいけど、次はいつになるかなあ。
帰りのバスで、佐世保駅近くの旧店舗のあった辺りを眺めると、建物自体が取り壊されているようだった。
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下町の洋食 時代屋
西肥バス江永口バス停徒歩1分
定休日 月曜
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