回転焼、といえば「一休」の名物だけど
もう一つ忘れてはいけないのが「御座候屋」の回転焼。
こちらの方が古くからあるお店らしい。
姫路を拠点に「御座候」というチェーン店があるそうだが、それとはまた別のお店。
場所は潮見町、佐世保駅から南側へ少し先に行ったところの国道沿い。見るからに昔ながら、という趣のお店。
それほど広くはないが、駐車場もある。
街中ではなく、まだ午前中だったこともあり、さすがに客はまだない。店内で食事の間に作ってもらった。
バスで帰って、家で食べたのだが。
封を明けると、焙じたような香ばしい風味がふんわりと広がる
同じ回転焼きでも、一休のものとは風味から違う
味わいもちょっと違うな。
生地は御座候屋の方がふんわりしているかな?
あんこの詰まりぐあいはどちらも負けず劣らず。味はやはりこれが微妙に違うような。母曰く、御座候屋のあんこは「昔風」なんだそうだけど、いわれて見ればそうかな?
全体的に素朴感の強い味わいのような気がする。一度食べ比べて見たら面白そう。
回転焼きというと、白か黒か、好みが分かれるもの。あんこのことです。
個人的にはもともと白派だったのが、ここ最近は黒派に転向しつつある(^^; 何でだろ?
今回もついつい黒の方に手が行きそうになってました。
この御座候屋「らいふのまきたろう雑文ノート」さんによると、昭和20年代の創業らしい。
てっきり、名前がそっくりの姫路本拠の「御座候」チェーンから拝借した名前なのかな、と思ったけど、姫路の御座候本店、開店したのは昭和30年らしいんだよな(御座候ホームページ、沿革より)。
昭和25年に回転焼業開業、とあるから、そのころから回転焼きに「御座候」の名前を使っていたのかもしれないけど。それとも「御座候」チェーンが開業する前から「御座候」という呼び名は一般的に膾炙していて、その名前で回転焼きを売る店が他にもあったとか?
ちなみに水俣拠点の「蜂楽饅頭」は昭和28年創業とか。どちらにしても、東京の「今川焼」がこの手の食べ物の起源であり(「今川焼き」は江戸時代からあったらしい)、戦後まもなくにいろんな名前で全国に広まった、ようだけど。
「御座候屋」と「一休」の成り立ちをを知りたくて、いろいろネットで調べてたんだけど、話がずれた上、よくわからなくなってしまった(^^ゞ
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変電所入り口バス停徒歩1分
JR佐世保駅徒歩5分
営業時間 10:00~20:00
定休日 不定休
御座候は、私が子供の頃からありました(当たり前ですよね。30年代の終わり生まれですからw)。
街へ行くと(早岐から佐世保の市内へ出るのにそう言ってました)、御座候の回転焼きを買ってもらうのが楽しみで^^
蜂の家も昔は、松浦町の公園の近くにもレストランがあってそこで、カレーやハンバーグを食べさせてもらうのも嬉しくて。
思えば食べ物の思い出ばかりですが、私にとっては懐かしい故郷の味ですヽ(´▽`)/
街へ行く、といういい方は佐世保ではけっこうポピュラーですよね。
代等あたりが発展して来た今は死語になりつつあるんでしょうか
松浦町の蜂の家、僕も覚えてます。子供のころ(小学校に上がる前くらい)の外食といえば、いつもここでした。