3年前に比良町教会近くの佐世保川沿いにオープン、佐世保でも数少ないネルドリップ式コーヒーの喫茶店として、当ブログでも度々登場させてもらった「喫茶ジジ」だが
2011年10月19日をもって、残念ながら閉店と相成った。
最終日には行けなかったが、閉店1日前の18日に行った。最後のコーヒーはエチオピア。クリーンな味わいのコーヒーだった。
看板商品の一つチーズケーキも、久しぶりに頂いた。
店主さんは東京にて前職(たしか看護士)に戻るらしい。お金を貯めて(3年くらい?)戻ってきて、別の形でお店を開きたい、とのこと。
飲食だけではなく、物販にも力を入れたい、という話は前から聞いてたし、そうなると今の店舗(カウンター6席程度)ではちょっと手狭だったのかな?
珈琲いただくだけなら、あのちょっと窮屈な空間も悪くはなかったけど、 個展など、イベントの時は、もう少しスペースがあれば、という所があったのはまあ事実だし。
ただ、あの独特の空気はほかの喫茶店にはない不思議な魅力があっただけに、やはり残念なところ。
喫茶ジジというのは「店主の一人ユニット」とある人が言ったけど、そう言われると、なんかそんな感じ。単純に喫茶店という言葉では括れないような独特な個性があの店にはあった。
決して個性を全面に押し出して売りにしているようなお店ではなかったんだけどね。ふんわかしているようでどこかシニカルな、あの店主の人となりが小さな店の隅々まで行き渡っている、そんな感じのお店だった。
少し早めに、うちのブログでもお知らせしたかったんだけど、口止めされていたのでジジさんが公式に閉店の告知してからうちのブログでも書こう、と思ったいたら、なかなか告知せず、結局閉店してしまってから事後報告だった、という(^^;
このあたりもあの人らしい、というかなんというか
佐世保の街もあの珍しい生きもn… もといあの得難い個性の持ち主がいなくなるとちょっと寂しくなりそうだ。
ちなみに喫茶ジジの後は、別の方(ジジさんの常連だったらしい)が新しくカフェをオープンさせる、とのこと
名前は「てげてげ」大きいサイズの靴の販売も兼ねる、という話。ちなみにコーヒーは引き続きMY珈琲の豆を使用するらしい。
居抜きという話だったが、店内のペンキも塗り替えて雰囲気も変わるんじゃないかな? 11月にはオープンするそうなので、近いうちに行ってみるつもりです。
別れあれば出会いあり。まあジジさんにはできるだけ早めにお金貯めて佐世保の地に戻ってきて欲しいものですが(^^;
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