ハウステンボス美術館 幻のゴッホ展

毎年夏場にはハウステンボスには近寄らないようにしているが

ゴッホの展覧会があるとくれば、見に行かない訳にはいかない。

ファンゴッホ美術館所蔵のゴッホの作品を中心とした「幻のゴッホ」展。

パレスハウステンボスの入場料もさすがはゴッホ、1600円(汗)

送信者 20120731 ハウステンボス

 パレスハウステンボスにひまわりはちょっと珍しいかも

荷物をコインロッカーに預けて、中へ。

ゴッホの作品の中でもパリ在住時の2年間にスポットを当てた展覧会。1階は時系列に

バビルゾン派っぽい地味で暗いパリ在住以前の作品からパリ滞在以降の作品は目に見えて色彩が豊かになる。

ゴッホにとってパリ在住の2年間はいわば模索期だったようで、ゴッホ「らしい」作品は意外と少ない反面、画題、手法共にバラエティに富んだ内容となっている。

暗い背景に強烈な色彩が印象的な初期の花をモチーフにした3点、逆に淡いタッチの静物画「アブサンのグラス」が印象に残った。

ゴッホらしい作品、という意味では「グレーのフェルト帽の自画像」のうねるようなタッチと色調のインパクトは目を引いてやまない

2年足らずに書かれた作品群とは思えないな。作品の説明も詳細で、わかりやすく興味深い。画家として一旗揚げようと花の都へやってきた男の試行錯誤がドラマでも見ているかのように伝わってくる。

2階では「クローズアップ『ファン・ゴッホ』」と題して、画題、あるいは画材などいろいろな角度からゴッホの作品を解読していく趣向になっている。

嬉野茶の茶箱の蓋に描かれた作品も、ここに展示してあった。作品は「ヒヤシンスの球根」の地味な静物画だが、裏側も見えるようになっていて「起立工商会社」と漢字で書かれた社名や外国語のラベルが確認できる。こういう形で会社の名前が21世紀まで残るとは誰も想像しなかっただろうな

2階の陳列、工夫はされているし面白いところもあるが、全体的にはちょっと散漫な印象も。テーマをもう少し絞ったほうが見やすかったかもしれない。どちらかと言えば、子どもの観覧客に配慮した展示内容だったのかもしれないな。

まあいくらか力み過ぎなところも含めて、ゴッホオンリーの展覧会ということでいつもとは力の入れ方が違うな、というのは充分に感じた。HISの資本参加が決まる前の火の消えたような状況を思いおこすと、なんだか感慨深い気が

ラストはゴッホの自画像たちで締め。最近の研究で弟テオの肖像と判明した作品もここに展示されていた。思ったよりかなり小さな作品。

素人には違いわからんよ、と思ったが、ゴッホとテオ、耳の形が全く違うらしい。参考資料の写真を見て、耳のところを注視すると、なるほど。一目瞭然。

作品としてのインパクトは前述の1階展示の「グレーのフェルト帽~」が一番印象に残りましたが。ゴッホづくしでお腹いっぱい。

壁画の間より先、3階ギャラリーなどは閉鎖されていた。その点はちょっと残念。

1階ショップではゴッホ関連のグッズが多数。図録もあり。2200円。記念に買ってきた。ティールームではゴッホ展オリジナルのパウンドケーキというのもあったけど、今回は食べず。ちなみに「ひまわりの種」入りだったみたいです(^^;

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2012/7/29(日)~10/28(日) ハウステンボス美術館(パレス ハウステンボス内)
開館期間 9:00~20:00(季節により変動)
開催期間中は無休
入館料(単独券) 大人1600円

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One Response to ハウステンボス美術館 幻のゴッホ展

  1. Pingback: ゴッホ展再び | いつもはしっこ

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