福岡県立美術館。企画展を見たあとは。
今回は時間があったので、4階のの常設展示室も覗いてみた。
「おしゃべりな絵画と寡黙な絵画」というタイトルが付けられているが、内容は内容は洋画から日本画まで雑多。
冒頭は古賀春江の「窓」。シュルレアリスムの画家ということだけど、童話の挿絵のようなほっこりした雰囲気の絵。
あんまり意識してなかったが、大正時代くらいの日本人のシュルレアリズムの絵画はけっこう好きかも。阿部金剛という画家の「Rien No.1」という作品とか。人の気配のないビル街にぽっかり浮かぶ飛行船?らしき白い物体の絵。ウルトラQのバルンガっぽくもある。
一番最後のブースは小特集として福岡出身の伊藤研之という画家の作品が収められていたが、こちらもシュルレアリズム系の作品が多い。ただ自体は少し下って1960年台がメイン。「街角」という作品の昭和40年台っぽい雰囲気が気に入った。
ひと通り見終わって、1階に降りて、入口そばの喫茶室へ
前回10月に訪れたときちょっと気になりつつも、ランチ食べたあとで、時間もあまりなかったので寄れなかったところ。今回は個々でランチ食べようと決めていたので。。
オーダーしたのはシシリアンハヤシ。ドリンクセットでコーヒーをつけて
ハヤシソースの下には、キャベツの千切りとマヨネーズが入っている
佐賀名物のシシリアンライスとハヤシライスの中間みたいな感じ。
野菜が入っていくらかあっさり、と思いきや、意外と存在感があるのがマヨネーズのこってり感。ハヤシソースに負けじと主張している。
美術館カフェということで油断してたが、予想外の食べごたえ、お腹いっぱいになった。
食後のコーヒーで一息。1時くらいだったけど、お客さんはなかなか多かったです。
福岡県立美術館、規模的にはこじんまりとして国立博物館や、大濠公園の福岡市美術館と比べても少々見劣りするんだけど、その分なんか落ち着く感じはあります。
この日のオーダー(2018年12月)
シシリアンハヤシ 600円(税別)
+ドリンクセット +200円(税別)
※ホットコーヒーをチョイス
計:864円(税込)
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※2018年12月現在のデータです