久留米市美術館でラファエル前派の奇跡展を見終えたあとも、雨はやむどころかさらに本降りに
おとなしくバス使って帰ろうか、と思ったけど、久留米にしょっちゅう行けるわけでもない。
せめてランチは久留米らしいものを、ということで
美術館から比較的近くにある「大砲ラーメン本店」へ
意外と今風の建物だな。
店内もラーメン屋さんとしてはそれなりの広さで、小綺麗。久留米ラーメンというと筑豊系の男臭いイメージがあるけど、女性でも入りやすそうな感じ。
ランチタイム過ぎていたので割合空いてた。カウンター席に。オーダーしたのは「昔ラーメン」(680円)に半ぎょうざとおにぎりのセット(プラス250円)。麺の固さは普通にした
昔ラーメンはこってり系、とのことだが
なんか泡立ってる。
いかにも濃厚そう、一口飲んでみると。たしかにこってり。だけど、口当たりは意外とまろやか。
「久留米ラーメンは獣臭い」という話を聞いたことがあったので口にあうかちょっと心配だったけど、ここの味はそこまできつくはない。結局スープもほとんど飲み干した。
麺はストレートの細麺。福岡だと普通と言っても固め(佐世保基準では)が出でくることが多いので普通にしたが、ここのはほんとに普通の固さだった。固めでも良かったかも。チャーシューはそんなに分厚くないが、いい感じにとろんとして美味しい。
具材はオーソドックスだけど、香ばしい揚げたまみたいなのが入っている。にんにくかな? と思ったが、後で調べていたら豚脂の揚げ玉、通称カリカリと呼ばれるものとのこと。ちょっとしつっこさがあるけどなんとも言えない美味しさ。
餃子はこぶり。オーソドックスな味で、それほど印象には残ってない。させぼ五番街のらーめん息吹のぎょうざにも似ているけど、あそこも久留米系だったな。あの漢字がスタンダードなのかな。むしろ海苔だけ、具なしのシンプルなおにぎりが程よい塩加減で美味しかったです。
この日のオーダー(2019年7月)
昔ラーメン 680円
+セット +250円
※半ぎょうざ、漬物、おにぎり1個
計:830円(税込)
※2019年7月現在のデータです