「やまと」を出て、ぶらぶらと歩きながら、岡山城へ向かう。
「城下」電停からしばし先に進むと広々とした堀に出る。
奥に見える鉄橋を渡ると「後楽園」、わたらず右手に折れると「岡山城」
堤を降りて、岡山城へ。
「やまと」のラーメンとデミカツ丼が消化しきれず、ちょっと苦しい(^^;
石垣に囲まれた城内の雰囲気って、独特の威容がある。
西側の石垣。なんだか迫力がある。岡山城の石垣は創建当時の戦国の自然石を用いた野面積みや池田氏治世の江戸時代の加工石を用いた石積みが混在しているのが特徴らしい。
南側の入口から、場内へ登る。
ほどなく黒のフォルムが印象的な「金烏城」こと岡山城天守閣が目の前に。
中に入る。後楽園との共通券を買ったので、入館料は500円(単体だと300円)。
エレベーターで上に登り、上階の展望室へ。
これは5階からの後楽園方面の眺め。金色に塗られたしゃちほこが印象的。この鯱の金箔は10年ほど前に、築城40年記念として押されたもの。もちろん見栄えをよくするため勝手に押したわけではなく、創建当時の姿を再現したもの。文字通り「金烏城」になった。
ちなみに家にあった10年以上前のガイドブックの岡山城の写真は金箔が塗られる前だったので「烏城」の状態。鯱の色だけでかなり印象が違う。パワーアップした感じ(何が?)
岡山城は有名だが、誰が建てたのかは知らなかったが、城内の解説で分かった。宇喜多秀家。
そうか。で、誰?(笑) 豊臣の五大老の一人らしいが、なんか地味だ(苦笑)
で、そのあと関が原の裏切りで有名な小早川秀秋の時代を経て、池田家の治世に。一通りお勉強(笑)
個人的にはほとんど知識がなかったのでけっこうしっかり見ていたが、基本的に戦後の復興天守閣お決まりの内容、といった感じなので、興味がなかったら流してもいいと思う。外から眺めてからこそ天守閣。
むしろ一番気になったのが、2階にある喫茶室。メニューの中に「コーヒーぜんざい」なるものが。かなり気になったが、おなか一杯だったので今回はパス。
帰りは天守閣脇の廊下門から降りると、後楽園へいたる鉄橋のそばにすぐ出ることができる。行きはその入り口には気がつかず、ちょっと遠回りしたわけだ(^^; まあ石垣だけでも見ごたえがあるので、回り道する価値はあると思う。
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岡山城
市電城下電停徒歩6分
9:00~17:30
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