オランダ絵本作家展

ハウステンボスへ行ってきた。

現在開催中の展覧会は「オランダ絵本作家展」

オランダの絵本作家といえばまず思い浮かべるのが、ハウステンボスではおなじみ「ミッフィー」のディック･ブルーナ

この展覧会ではブルーナーと彼に並ぶ巨匠「マックス･ベルジュイス」をはじめ、現在活躍中の10人の絵本作家をフューチャー。

なにげにオランダって絵本大国なのらしい。

いかにも夏休みらしい、家族連れをターゲットにしたごとき展覧会だが、大人でも意外と楽しめる。

ベルジュイスはブルーナと同年代らしいが、絵の雰囲気はかなり違う。極度にシンプル化されたブルーナとは違い、素朴な作風が特徴。絵本製作に取り組みだしたのは50過ぎてからとのことだが、青年期に製作したという油絵はなかなか重厚で、印象に残る。

2階はブルーナ、ベルジュイスに続く現代作家10人。

個人的に印象に残ったのはマーリット・テーンクヴィスト「だいすき　そんなきもちをつたえてくれることば」

詩画集、ということで純粋に絵本とは違うのだが、どこかやさしくどこか切ない詩と繊細な絵で、贈り物としても定番、というのも頷ける1冊

そのほかではどこかとぼけたねずみの絵が楽しいウイリー・マイン・ミン、インパクトの強い個性的な作風のハリエット･ヴァン･レーク、など。

一人一人個性的な作風で、お気に入りの絵本を探してみるのも楽しい。

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ハウステンボス美術館

オランダ絵本作家展