まぐろ丼 or 鉄火丼

 まぐろ丼のうまい小さな店が四ヶ町アーケードの近くにあった。久しぶり食べに行ったら。店は跡形もなかった。盛りつけも綺麗で、それほど高くもなく、女性にも受けそうな雰囲気の店だった。前行ったときはけっこう賑わっていたようだが、繁華街のど真ん中。競争が激しかったのか。

 佐世保で他にまぐろ丼の店があるのかはよく知らないが(専門の店はないと思う)、福岡に行った際には、天神の「紀文」の鉄火丼をよく食べていた。
 ガイドブックにもよく載っている店で(それで行ってみた)、さぞかし立派な店かと思ったら、大衆食堂のような雰囲気でびっくり。たれに漬け込んだ赤身と海苔が盛られた一品は店の雰囲気同様見映えはあまりよくないが、味がよく値段が手頃とあって重宝していた。
 (今ホームページを見つけたのだが、並が500円になっていた。前行ったときは700円くらい取られたと思うのだが、いつの間にか値下げしたらしい)

 まぐろ丼と鉄火丼の違いは何なのだろう。調べてみた。

 てっかどんぶり(テックヮ‥)【鉄火丼】
  鮨飯に、おろしたわさびと鮪(まぐろ)の切り身をのせて、焼きのりをあしらった丼飯。鉄火。

   Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988

、とのこと。まぐろ丼は辞書に載ってなかった。とりあえず、鮨飯を使えば鉄火丼、ただのご飯ならまぐろ丼、ということでいいのか。うーん、「紀文」のは鮨飯だったのかどうか。普通のご飯だったような気もするのだが、今ひとつ自信がない。

 分かったような分からないような、奥歯に物の挟まったような気分。とにかくまぐろ丼にはありつけず、すごすごと家に帰った。

 かわいそうだと思ったらクリックお願いします

  福岡・まぐろ料理「紀文」のホームページ

  こちらは焼津まぐろ丼、だとか


カテゴリー: グルメ タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です