僕はただ、ハンバーガーを買いに来ただけなのに。
この場違い感はいったい何なんだ(汗)
佐世保有数の眺望を誇る弓張岳の登り口。ちょっと目立つ2階建ての建物が「グレインダイナー」。
焼きたてパンの店「ピーターパン」のパン工房に併設して建てられたカフェバーだが、最近は佐世保バーガーも出している。食べてみよう、と行ってみたのだが。
コンクリート打ちっ放しの階段を上って、入口。この段階でかなり入りづらいものがあったが、中に入って、踵を返しそうになった。
ファッション誌に出てきそうな内装に、左手にはテラス席。カウンターの奥にはなかなかCOOLなおねえさん2人。
ハンバーガーだけ注文するのもなんだか申し訳ない感じだが、勇気を持って(?)注文。263円。注文と同時に、おねえさんの一人がバンズをスライスし始めた。あんたらが作るのか?
できあがるまで、店内の椅子の腰掛けて待つが、どうも落ち着かない。雑誌でも読んで時間をつぶそうにも、本棚にあるのはスポーツ新聞、はなく、ましてやマガジンやジャンプでもなく、こちらとは無縁なファッション誌ばかり。
昼食には少し早い時間で、他に客がいないのがせめてもの慰め、と思っていたら、間の悪いことにオシャレなマダム2名ご来店。せいぜい5分程度の待ち時間、さらに長く感じた。
いたたまれず縮こまっている僕には目もくれず、マダムたちはテラス席へ。一部のタウン誌では「小川のせせらぎの聞こえる」と紹介されているここのテラス席。それ、近所の人からは「溝」としか認識されてませんから。残念。
ハンバーガーができあがると、逃げるように店をあとにした。
野菜は瑞々しさにおいて多少改良の余地を感じたが、肉、ソース(マヨネーズはちょっと甘口)ともに及第点。そして、特筆すべきはバンズ。
佐世保バーガーはバンズに火をいれるため、香ばしい反面、ちょっとパサつきがち。ここも火は入っていたが、さすが老舗パン屋の作ったバーガー、バンズのふっくら感が際だっていた。ちょっとよそにはない食感に仕上がっている。
デートのランチに佐世保バーガーを、というなら、ヒカリとかよりむしろここの方が向いているかも。キレイだし、交通の便が悪い分、空いています。ただし日・祝日は定休日なのでご注意。
Cafe & Bar grain dainer(グレインダイナー)
営業時間:10:00~22:00
定休日 日・祝
ホットペッパーで情報を見る
関連記事
2005/07/17 グレインダイナー 店内でひとやすみ
ピンバック: グレインダイナー ダブルアボカドバーガー