ハヤシライスやトンカツ、ビーフシチュー、昔ながらの洋食には目がない。
僕の洋食好きを決定づけたのが、この本。
グルメとして知られた池波氏が慣れ親しんだ、戦前の色彩の残る食の思い出をつづったエッセイ。
これを読んで、カラーの口絵で紹介されている料理の写真を見ていると、トンカツの脂っこさやオムライスのふんわりした卵の食感にトマトの風味がフラッシュバックしてきて、満腹の時ですら、口の中に唾がたまってくる。
関東、近畿の店がほとんどのため、残念ながらここに出てくる店に行ったことはない
(唯一、京都のイノダコーヒーを除いて)
煉瓦亭のハヤシライス、たいめいけんのポークソテー、資生堂パーラーのチキンライス、一度は食べてみたい「憧れの味」だが、このまま「憧れ」ですませた方がいいのかも、という気もする。
佐世保でもっとも、池波氏の描く『昭和の店』の雰囲気を感じさせたのが「時代屋」、雰囲気を感じさせる味が時代屋の「ハヤシライス」というわけだ(独断だが)
この「むかしの味」に「食卓の情景」、「散歩のとき何か食べたくなって 」を合わせて、池波氏の「食の三部作」と呼ばれているらしい。グルメマニア必携の作品。
家庭で味わえる「むかしの味」
資生堂パーラー ハヤシビーフ
煉瓦亭
銀座の老舗洋食屋『煉瓦亭』で、コンソメスープ(左)とポークカツレツ(右)を食べた。ちょうど今、池波正太郎の『食卓の情景』を読んでいるが、この中ので『煉瓦亭』のポークカツレツを紹介している。中でも特製大カツレツ(写真は普通のポークカツレツ)は『煉瓦亭』の看板メニューで、皿から溢れるほどの大きさがある。学生時代にはじめて『煉瓦亭』に来た時に食べたが、確かに大きかった。池波正太郎は「私も若いころは、これを三枚は食べたものだ。」と書いているから、よほどの大食漢だったのだろう。最近、よく一緒に注文するのが、写…
TBありがとうございます。
先日『煉瓦亭』で食べていると、隣の席にいた50過ぎの人達がハヤシライスを「旨い!旨い!」と言いながら食べていたのが印象的でした。
東京のお越しの際は、是非一度どうぞ。
どうも。煉瓦亭、行ってみたいなあ。
東京ってまだ一度しか行ったことないんですよ。それも就職活動で。滞在時間、6時間(笑) 今考えればその時ついでに観光もしとけば、て思うんですけど、その時はそんな余裕なかったですからね~。交通費出してもらえたのに、もったいない。
今度、上京の際は東京駅にも近い(歩いても20~30分程度)ので是非どうぞ。
夕方の開店後の16:40~が空いていて狙い目ですよ。
但し、日曜日は休みなんで気をつけてください。
煉瓦亭
銀座の老舗洋食屋『煉瓦亭』で、コンソメスープ(左)とポークカツレツ(右)を食べた。ちょうど今、池波正太郎の『食卓の情景』を読んでいるが、この中ので『煉瓦亭』のポークカツレツを紹介している。中でも特製大カツレツ(写真は普通のポークカツレツ)は『煉瓦亭』の看板メニューで、皿から溢れるほどの大きさがある。学生時代にはじめて『煉瓦亭』に来た時に食べたが、確かに大きかった。池波正太郎は「私も若いころは、これを三枚は食べたものだ。」と書いているから、よほどの大食漢だったのだろう。最近、よく一緒に注文するのが、写…
煉瓦亭のポークカツレツ★4
煉瓦亭(れんがてい)★★★★☆
×レンガ亭、煉瓦邸、レンガ邸
前の日記、煉瓦亭でハヤシライスを食べた時に、相方が食べたのがこちらのポークカツレツ(1250円ライス別)
これも美味しかった。
衣はカラッと揚がっています。…