佐世保のアーケード街ぶらつくのは昼ばかりで、夜はめったに足を運ばないのだが、この間久しぶり夜にかけて行ってみた。
平日ではあったが、思ったより人が少ないなあ。お年寄りが相対的に多い昼間のほうが賑わっているような。
佐世保は若者が少ない、という声をよく聞くが、確かに実感させられる。
先月をもって営業を終了した「和風レストランおかざき」。
今月中には店舗の入っていたビルも取り壊され、駐車場になってしまうとか
外から見てもそう分からないが、現在のビルに建て替えられたのが1962年、築46年だったらしい。
それにしても、あの一等地にありながら、駐車場になってしまうというのがなんだか。そういえば下京町「ブラック」隣の建物(沖縄県産品のわしたショップが入っていた)も取り壊されて今ではコインパーキング
このガソリン高では駐車場にしてもさほど儲けが出るとも思えないが、新しく建物を建てても需要が見込めなさそうだし、ほかに利用法がないんだろうねえ。
僕の住む家の周りも古い家が取り壊され、その後が駐車場に、というところがいくつもあって、そのうち家屋より駐車場のほうが多くなりそうな気配だが(ビンボー人は車上生活しろと?)、国道沿い、それも市内で一等地ですらそうなってしまうのはかなりさびしい。やはり消費が冷え込んでるんだろうなあ
そういえば、サンプラザの方も、相変わらず再開発ビル建ちそうな気配なし。
シャッター通りなのも相変わらずだけど、再開発予定のはずの場所に新しい店がオープンしてたりして、なんだか「?」
再開発ビル内に移転予定だった中央公民館は松浦町にある旧産業会館に仮移転となるらしい。商工会議所の向かいのところだっけ? あそこも現在の公民館負けず劣らず古い建物のような気がするけど。
この分だと、仮移転の状態が長く続きそうで怖いな。
一方で、人が減った、とはいって、まだ人の流れが途絶えてはいないのが佐世保の希望のよりどころ。
ホントに寂れた地域の商店街ってこんなものじゃないですからね。人と野良猫、どちらが多いか、なんてところ実際にあるから。
そういった意味で、させぼ港まちづくりスタジオプロデュースの期間限定カフェギャラリーオープン(9/7~9/15)といった新しい試みがあるのは期待を感じさせる。
財布の紐が固いといっても財布持っていないわけではないし、通行しているだけ、といっても耳目を集めることができれば賑わいを取り戻す可能性はある。
昔からのお店が年々消えていくのはさびしいものがあるけど、それに変わる新しい息吹がおきることに期待したいです
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