最後のオルゴールファンタジア

美術館などのアミューズメント施設を集めたハウステンボスの一区域、ミュージアムスタッド。

5月11日をもって、区域内の全施設が休館となるらしい。

ハウステンボス内でもやや目立たない場所にあり、もともと客足が少ない場所だったために、真っ先にリストラの対象になってしまったのか。

個人的にもあまり足を伸ばすことはなかったからなあ。

オフシーズンになると過疎化してしまうこの区域だが、ゴールデンウイーク中のためか、それとも最後ということを知っている客が訪れているのか、さすがに人気は多い。

この区域で一番好きだった施設が「オルゴールファンタジア」

初めてハウステンボスを訪れたのは、オープンして半年ほどたった1993年の秋ごろ、両親と、先日亡くなった伯母を連れて行ったときだったのだが、そのとき伯母が最も気に入ったのも、ここオルゴールファンタジアだった。

特殊効果や最先端の設備を使った施設ではないのでなんだか地味なんだけど、行ってみると意外と高評価、というパターンが多かったように思う。

最後にもう一度、行ってみた。

1回50人まで入れる施設。この日は20人ちょっとくらいか。

1階入ってすぐのフロアには、大型のオルゴールが展示。

写真撮影禁止とはなっていないようだったので、せっかくなので撮らせてもらう。ムービーも撮ったけど、良かったのかなあ。

まず係員の説明があり、手回し式のオルゴールの演奏。

いやはやすごい音量です(^^;

2階には、小型のオルゴールが。ちょっと変わった形のものも。

真鍮製の円筒に小さなピンを打ち込んだシリンダーオルゴールの音のなる仕組みを間近に見ることができる。その後普及したレコードのような円盤型のディスク式オルゴールも展示されているが、そちらは演奏はなし。

最後はコンサートホールにて、大型オルゴールのコンサート。業務用に作られたもので、コインを入れると演奏が始まるのだが、なぜかコインは100円玉。ドイツ製だそうですが。

まあ昔は他国の硬貨が使われることなんかなかっただろうしねえ。

どういう仕組みなのか良く分からないが、ただ音が大きいだけでなく、重層的な音色が響き渡る本格的なもの。

これだけの展示内容、休館となると今後はどうするんだろうなあ。売却とならないことを願いたいところですが・・・・

ちょっとぶれていますが

この施設は伊藤ハムの提供でお送りしました(^^;

今になってはじめて気がついたな。ハムとオルゴールの接点が良く分からないけど(^^ゞ ともあれご苦労様でした。


にほんブログ村 地域生活ブログ 長崎情報へ
ランキング参加中です
よろしければクリックお願いします。
オルゴールファンタジア
ハウステンボス ミュージアムスタッド地区
※2009/05/11より休館

カテゴリー: ハウステンボス, 美術館 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です