比良町・佐世保川沿いの喫茶店「喫茶ジジ 」、最近は週に1度くらいのペースで通っている。
最初は前回紹介したとおり、嬉野紅茶を注文したが、それ以降は毎回コーヒー。毎日（多分）かわるスペシャルティコーヒーのストレート（550円）を飲むのが最近の楽しみ。
最初に飲んだのはブラジル、農園名は忘れた（＾＾；。
注文してから挽かれる珈琲豆の香りが心地よい。ここのコーヒーは佐世保では珍しいネルドリップ式。
ちょっと大き目のカップに注がれたコーヒーは、意外なほど濃厚。
甘い香りが鼻腔をくすぐり、一口啜ると芳醇なコクが口いっぱいに広がる。酸味は控えめ、苦味はほとんどない。
これだけのみごたえのあるコーヒーはめったにない。使っている豆の量を聞いてみると、30gくらい、とのこと。一般的なお店の倍以上、いや3倍か。
次に行った時に飲んだのは「エチオピア ミスティバレー」。
結構独特の後味のあるコーヒーで、ナッツのような、いや香辛料のような。と書くとなんだかコーヒー以外の味がするみたいだな（＾＾；
この複雑な風味をうまく表現できないのが残念だが、平均化されてない個性的な風味が味わえるのが、スペシャルティコーヒーの面白いところ。
「コロンビア オズワルド農園」というのも飲んだ。
コクと酸味の調和した柔らかい口当たり、後口に広がるチョコレートライクな甘い風味がとてもいい。
ここのストレート、毎日1種類しかないのが残念といえば残念だが、今の規模ならこれがむしろ賢明なやり方なのかも。いたずらに種類を増やしても豆の鮮度が失われたら元も子もないですから。
ちなみにここのコーヒー豆は矢峰の「My珈琲」のものを使用。ちょっと前に紹介した「ミューカス」（参照）と同じく。
ネルドリップとフレンチプレス、それぞれに淹れ方にこだわりを感じさせるのも面白い。歩いて5分程度の距離なので、コーヒーのはしごも一興かと。
2011/10追記
喫茶ジジ、残念ながら2011年10月19日をもって閉店となってしまいました
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ホント
いつもありがとうございます
ところで
ミスティーバレー農園は
今後飲めなくなるとのことです
エチオピアの農協的なところが農民の収入の平均を図るためいろんな農園（といってもエチオピアのその農協に限りますが）の豆をブレンドするらしいのです
理由はわからなくもないですが
個性がなくなるのは残念です
コーヒーじゃないようなフレーバーが強く苦手な方もいますが
あれは飲むと感動すらします
って僕も最初はコーヒーじゃないようなフルーティーな味覚に違和感をいだいていたのですが
あれはあれで美味しいです
そして
はまってしまってます・・・
だから
当店では
ミスティーバレー農園を極力入荷しようとしてます
農作物ってのは面白いですね
その時期にしか飲めないとかね
長くなってしまいましたが
今後もよろしくおねがいします
ミスティバレー農園飲めなくなるんですか・・・・ それはちょっと残念ですね
平準化された既製品にはない味わいの多様さがスペシャルティコーヒーの醍醐味ですからね。
今後もいろんな国の個性的なコーヒーを期待しています。