三川内。
佐世保市南部の外れ、特に何もないところだが、陶芸の店だけはなにげに多い。
元々は平戸藩御用窯として栄えたところ。唐子絵で有名なこの地で、現在三河内陶器市が開催中。
前日のモブログ投稿通り、行ってきた。
会場はJR三河内駅(三川内、ではない)から徒歩10分、三川内伝統産業会館
車を持ってない身にとっては、比較的行きやすい場所。
広々とした駐車場にたくさんのテントが張られて、窯元が軒を連ねている。さっそく散策。
三川内焼の窯元の出店がメイン。有田、波佐見などの周辺の焼物も数多い。目につくのはやはり唐子絵。平戸松山などの定番に、ちょっと面白いと思ったのは白泉のなかよし唐子。ちょっとマンガっぽいんだけど、可愛い。
繊細な透かし彫りも目につく。さすがにセール価格でもいいお値段だが。平戸五光の薄胎の極限までの薄造りも魅力的だけど、使うのには勇気がいりそう(笑)
臥牛窯も三川内焼になるらしい。半額でも手が出ないのが臥牛クオリティ(苦笑)
5月には有田陶器市にいったが、町全体が会場となる有田の規模の大きさと比べるとこぢんまりとしたもの。ただそのこぢんまりさがちょうどいい感じ。
楽に一回りできるほどのスペースの中に、ゆっくり見れば2,3時間はあっという間に過ぎてしまうくらいの豊富な品揃え。やっぱり安い。たいていの商品は半額と思って間違いない。
この嘉平窯のコーヒーカップ、定価はだいたい4000円くらい、数年前の有田陶器市にて2000円ちょっとで購入して喜んでいたのだが、今回嘉平窯のブースでは1100円で販売してあった。ちょっと凹む
ちょっと疲れたら、会館内の2階には食事、休憩所も用意されている。時間がなかったので入れなかったが、世知原茶のお茶カフェがオープンしていた。
客の入りだが、前に進めないほどの混雑はない。それなりの賑わい、といった雰囲気。犬連れの客が多いのは御時世かな。商品に噛みつかないかちょっと不安になったけど。噛みまくりだったのは園内放送。誰かかわってあげて(苦笑)
今年は10月11日まで開催。連休中お暇があれば是非どうぞ。安いうつわが揃ってますよ(PR)
2005/10/10 うつわを探しに 三川内陶器市
2005/10/10 三川内陶器市の戦利品 その1
2005/10/11 三川内陶器市の戦利品 その2
2006年
2006/10/07 三川内陶器市2006
2006/10/08 三川内陶器市 今回のお買い物(たった2種類)
2008年
2008/10/11 三川内陶器市2008
はじめまして、コメントありがとうございます。
てんとうむしは、自分もちょくちょく行っています。
家族で山暖簾にお風呂に入ったあと、てんとうむしで昼食っていうのもいいかもしれませんね。
そうそう、我が家でも親が臥牛の湯飲み茶碗が欠けたときは大変嘆いておりました。
市としては、伝統産業として三川内焼をバックアップしているので、ぜひハンバーガーに続いて全国的にも有名になって欲しいものです!!。
三川内焼、楽天などで探すと「有田焼」で販売されていることが多くて、歯がゆい限りです。よそから見ると一緒なんだろうけど・・・・
てんとうむしには一度暇を見つけていきたい、と思いつつ、なかなか・・・・
こういうときだけは、車持ってないのが恨めしいです。