福岡行き。順序が前後するが、2日目。
イムズ8階、三菱地所アルティアムで開催中の「数寄景」
現代アートの展覧会、キュレーターはミヅマアートギャラリーの三潴末雄氏。
現代アーティストを「日本文化の継承者」と見立て、「あやし」「うつろひ」など8つのキーワードで作品を振り分け展示。
印象に残った作品をいくつか。ちなみに展覧会としては珍しく館内の撮影は可能(動画は不可)気に入った作品の写真は撮ったけど、ブログなどの掲載については可否がよくわからないのでここには載せない(ツイッターやフェイスブックの場合は投稿可能のようだ)
「見立て」淀川テクニックのオウムのオブジェは河川の漂流物で作られたものらしい。遠目から見ると真っ赤な大きなオウムだけど、近づいてみると目はボタンでくちばしはルアーで体は革小物やらよく見るとキティちゃんの小物まで。
「かさね」モンドリアンの幾何学模様をより複雑繊細にしてパステル調にしたような川人綾氏の作品。一見織物に見えるがアクリル画。
「今様」橋爪彩氏の「La petite source」古典絵画をモチーフに現代日本女性を描いた作品とのこと。元ネタは書いてなかったけど、アングル? 細かいことはともかく引き込まれます。目が髪に覆われたりで描かれてないことに意味はあるんだろうか。
最終室は「奇想」チームラボが掉尾を飾っていた。うねうねと動く幻想的な作品。武雄温泉など九州でも時折イベント開かれているみたいだけど、まだ見たことないんだよなあ
「数寄景」、この「三菱地所アルティアム」と同じ天神内の福岡三越。三越ギャラリーの2ヶ所で開催だけど、三越の方は会期が2月26日からでまだ開催されておらず、見ることができなかった。残念。
あまりに難解に過ぎず、肩肘張らずに楽しめる内容だった。現代アートはちょっと苦手、よくわからない・・・ というひと(自分もそうだ)でもとっつきやすいのではないか、と思う。
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