大戸屋　さっくり真あじフライ定食

コロワイドによるTOBが成立した大戸屋。売りだった店内調理からコロワイドの再建策通りセントラルキッチン導入となれば味も価格もかなり変化しそうだが。少なくとも11月に予定されている臨時株主総会開催までは実店舗に大きな変化はないだろう、と思いつついってみたら

「雑魚屋」に真っ向からケンカふっかけていた（笑）

「アジフライ」といえば同じ五番街で定食メインのお店である「雑魚屋」の看板メニュー。しかも長崎県産。これは注文しないわけにはいかない。あじフライ3枚で、ごはんは五穀ごはん、量は少なめ（－20円）でオーダーした

サイズはそこそこのあじフライが3枚。味噌汁付き。右上はおかか。量的にはほどほどかな。面白いのはソースで甘酢に大根おろしを加えたみぞれ酢が用意されていること。

みぞれ酢に浸して食べてみる。これはなかなかうまい。甘みが強めで昆布だしが効かせてあるそうで、そこに大根おろしのあっさり感が加わり、味の濃いアジの身の旨味とよく合っている。

フライのコロモはちょっと薄めだが、サクサク感はしっかりある。レモンを絞るとよりスッキリした味になる。

テーブルにソースが用意されているので、そちらでも。濃いめのソースでこれも美味しいが、みぞれ酢の方が好みだな。

最後の1枚はみぞれ酢に醤油を加えて食べてみたが、醤油は入れないほうが好み。甘酢の美味しさがちょっと消えてしまう。

あじフライなら長年取り扱ってる雑魚屋のほうが一日の長があるかなと思いつつのオーダーだったが、なかなかどうして、甘酢と大根おろしで食べるあじフライの美味しさというのは目からウロコだった。御飯の量を薄くなめにしたこともあるが、量的にはほどほど。3枚にしておいて正解だった。

させぼ五番街オープン当初から飲食店の中でも最も賑わっていた印象のある大戸屋、客の入りに関しては今までと特に変化なく。いつもどおり賑わっていた。

この日のオーダー(2020年9月）
さっくり真あじフライ定食（3枚）　890円（税込）
※ごはんは五穀ごはんをチョイス
※ごはん少なめ　-20円
計：870円（税込）

※2020年9月現在のデータです