万津町「RE PORT」で開催中の写真展「サセボプロジェクト 01-03」
佐世保出身の写真家、松尾修氏の作品展。
インスタグラムで時折作品を見かけていたこと、写真集を五番街ツタヤで見かけたこともあり、ちょっと気になっていたので行ってみた。
入り口入ってすぐは第1段の「坂道とクレーン」より赤崎町あたりからSSKのクレーン群を臨む佐世保らしい風景。
その横の坂道に家が立ち並ぶ風景もまた、佐世保らしい風景だな。SSKのクレーンのように象徴的ではない分、よりリアルな佐世保の風景。横の作品がSSKなので小島、神島町あたりの写真かと思いこんでみていたが、よく見ると写真の中のアパートの名前が「戸尾ハイツ」とあった。そういえばあのあたりもそんな町並みだった。
奥手左側には第2段「誰かのアイドル」の作品が主に。夜の街(山県町とか湊町あたりかな)に生きる人達ののポートレイトは艶やかで刹那的でInstagramで目にしたときも強烈な印象があった
一番作品数が多かったのが第3段の「HEAVY METAL」の作品。こちらはポートレートでも、「誰かのアイドル」の華やかさとは間逆な男の世界。造船所で働く人々のポートレイト。その独特の作業服姿はときにかっここよくもあり、禍々しくもあり。
「誰かのアイドル」とは真逆の世界でありつつも、どことなく似たような刹那的な空気も感じる。数年前、早朝にSSKバイパスを散歩したときのことをちょっと思い出した。造船所の朝は早く、出勤前と思しき作業員らしき人影をちらほらと見かけたが、オフィス街の出勤前とはまったく違う独特の空気が印象的だった。そこで働いてない限り、佐世保に住んでいても目の当たりにすることの少ない世界ではあるが、これもまた佐世保の一面。
RE PORT、今回もランチがてらに立ち寄った。新しいランチメニューも登場していた。それについては明日。
長崎県佐世保市万津町1-12 RE PORT
11:30~22:00
定休日 RE PORTの定休日に準ず
入場にはカフェレストランの注文が必要
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