じいちゃんの手仕事、僕らの目仕事展

パンフレット

島瀬美術センター中2階で開催中の「じいちゃんの手仕事、僕らの目仕事展」展に行ってきた。

俵町にある竹細工専門店、野田竹細工店の3代目店主野田利治氏にスポットを当て、野田氏の竹細工と佐世保で活躍する二人の若手アーティスト(写真家の浦川奈美氏、映像作家立石剛氏)の記録映像とともに紹介。

10年前に日本民藝協会賞受賞を受賞し、佐世保市広報誌の表紙を飾るなど、地元を代表する工芸家のひとりとして名を知られる野田氏の竹細工は、芸術作品というより、あくまで実用のもの、といった趣き。

民芸「調」ではない、実用に即した質実とした佇まいは一見の価値あり。特に民藝協会賞受賞の「段物魚籠」の存在感は素晴らしい。

近年の仕事は買い物かごや書類入れなど家庭向けのもの増えているようだが、野田氏が店を継いだ当初は石炭掘りに使われたザルや、収穫用の大きなかごなど業務用の物が主流だったようだ。氏の竹細工が佐世保の産業史の一端を担っていたことを感じさせる。

写真や映像で見る野田氏の飄々とした佇まいもいい味出してる。職人気質でありながらチャレンジスピリッツ旺盛なことは前述の段物魚籠が受賞の数年前に請われて初めて手がけたいわば新規取り扱い商品であることからも伺えるが、それを踏まえると(80歳になった現在も)日々勉強、という氏の言葉も一層深みを増すように感じる。

自分が訪れた日の前日、野田氏の竹細工づくりの実演が行われたとのこと。これは是非見たかった。

ノマドコーヒー

観覧後は、いつもの様に1階のノマドコーヒーにてコーヒータイム。この日は店主さんはお休みでスタッフの女性が切り盛りしてた。キャラメルクッキーとコーヒー(クリスタルドリッパー使用)のセット(500円)でのんびり。

この日は1階のカフェで頂いたが、立石氏の映像作品が上映されているエレベータ前スペースでもノマドコーヒーのドリンクの飲食は可能、とのこと(竹細工、写真の展示室スペースは飲食禁止)。美味しいコーヒーをいただきながら上映を見るのも乙なものかも、です。


会期:2015/11/25~12/2
会場:島瀬美術センター 中2階
入場無料
Facebookイベントページ
長崎県佐世保市島瀬町6−22

島瀬バス停徒歩1分
営業時間 10:00~18:00
定休日 火曜
佐世保市博物館島瀬美術センター(Facebookページ)

美術館にある珈琲屋 ノマド・コーヒー
長崎県佐世保市島瀬町6−22
佐世保市博物館島瀬美術センター1階
島瀬バス停徒歩1分
営業時間 10:00~18:00
定休日 火曜(休館日)
ノマド・コーヒー(Facebookページ)
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2 Responses to じいちゃんの手仕事、僕らの目仕事展

  1. ウラカワ says:

    お越しいただきありがとうございました。写真を撮ったウラカワです。
    ブログは以前から見させていただいてましたので、お会いしたかったです。笑。
    またの機会はぜひお声がけくださいね。

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